時期ネタ

チャオズメカニック2「リーダー。相談があるんですけどいいですか?」
リーダー「ん?なんだ?」
メカニック2「毎年正月はここで交代でサンと一緒にすごしてたじゃないですか。でも今年は私の家に連れて行きたいんです」
メカニック2「日替わりとはいえ2人だけで正月をすごさせるのはやっぱり可哀想ですよ」
メカニック2「実は私の家族全員がサンに会いたいって言ってまして…。だから連れて行きたいなーと…」
オペレーター「え?お前んとこもそうなの?俺んとこも同じこと言ってたぜ」
警備員「奇遇だな…俺の家もそうだ」
メカニック「俺も俺も!!」
カメラマン「俺んちもそうだったりするぜ!」
リーダー「実は俺の家もそうなんだ。ようするに全員同じというわけだ」
メカニック「だったらみんなの家族全員をここに呼んで、ここで正月をすごせばよくね?」
オペレーター「ナイスアイデア!…ってことは…全員が入れるスペースを作らないと…」
リーダー「大掃除して、ここにある機械を全部倉庫等にしまい、一時的に正月仕様に改装するしかあるまい」
メカニック2「こうして見ると凄い数だわ…。そういえば大掃除は毎年見えるところを軽く掃除してただけのような…」
警備員「これは長期戦を覚悟しないとな…」
カメラマン「なんか気が遠くなってきたぜ…」
リーダー「しかしこれはサンのためだ。サンを幸せにするのが俺らの使命だ。お前ら!異存は無いな!?」
全員「うっス!!!!!!」

サン「(なんで今年の大掃除はこんなに大掛かりなんだろう?でも…なんかオレだけ苦労してない感じが…)」
サン「ねー!?なんでオレが1番楽な床掃除なの!?オレが1番力が強いんだから力仕事をさせてよー!」
リーダー「いや、力が強すぎるから駄目だ。精密機器だらけだからお前に触らせたら即壊れるわ」
サン「でもオレだってもっと役に立ちたいよーっ!」
リーダー「そうか…ならばお前は餃子を山程作ってこい!」
サン「え?大掃除なのになんで?」
リーダー「見ての通りこの大掃除は半端じゃない。終わったらお前の手作り餃子で全回復したいんだよ」
リーダー「市販の餃子がガンタンクならお前の手作り餃子はトランザムモードのOOガンダムだ!!頼んだぞ!!」
サン「う、うん!わかった!頑張って沢山作ってくる!!」

リーダー「お前ら気合い入れろーっ!!終わればサンの手作り餃子が待ってるぞ!!死ぬ気で頑張れ!!」
全員「おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」

メカニック2「あれ?何このダンボールの山…。書類がいっぱい入ってるみたいだけど…」
メカニック「多分ゴミだろ。さっさと燃やしちまおうぜ」
警備員「ざけんじゃねぇ!それはネオ栃木の歴史の史料だ!!燃やしたりしたらお前等蜂の巣にするぞ!!」
メカニック1&2「ひえええええええええええええーーーーーーーーーーっ!!!!!」

オペレーター「ぎゃああああああ!!リーダあああああ!!戸棚をどかしたら見た事もない●●●●●●…」
リーダー「言うな!!それ以上は言うなああああああああ!!とりあえず掃除機で吸っとけーっ!!」
カメラマン「おおおおおお!!これはすげぇ!!これは撮らざるを得ないっ!!」パシャパシャパシャッ!!
オペレーター「ちょっ!おまっ!!んなもん撮るなあああああ!!やめろおおおおおおお!!!!!!」

メカニック「リーダー?この機械どうします?重すぎて隣の倉庫まで運ぶのは無理っスよー」
リーダー「仕方がない…この開かずの間を使おう。30年間使われていないらしいが、物をしまう位は出来るだろ」
ギギィ〜…………バタンッッッッッッ!!!!!
リーダー「…見なかったことにするッ!!お前らも今見たものは記憶から抹消しろ!!」
リーダー「扉は溶接して鎖で何重にも縛り固定して、鍵は最低50個は付けろ!!!!!」
メカニック「無理だああああああ!!記憶から消せねえええええええ!!10年間は毎日夢に出るうーーーーッ!!!!!」
カメラマン「ちっ…写真を取り損ねたぜ…怪奇の部屋特集が組めると思ったのに…」
リーダー「そんな事をしたら速攻でクビにすんぞ!!写真を撮ってるヒマがあるならちゃんと掃除しろ!!」

メカニック2「さ…先が見えない…いつまでたっても終わりそうにない…どうなるのこれ…もう死ぬ…」
オペレーター「寝るな!!寝たら本当に死んじまうぞ!!…………あれ…なんだか俺もヤバくなってき…た…」
メカニック「すんません…リーダー…俺も先に逝くっス…………」
警備員「この俺が…なんたるザマだ…もう…目が見えねぇ………ここまで…か………」
カメラマン「[ピーーー]ない…サンの…面白写真を…撮り尽くすまで…[ピーーー]な…………カーチャン………」
リーダー「…お前ら…しっかりし…ろ…もう少し…で…サンの…餃子が…待って……………が………ま………」

サン「みんなお待たせ!!餃子が出来たよー……って何この殺人現場!!!!!?」
リーダー「…餃子の匂い…!良くやったサン!お前ら!!サンの手作り餃子が来たぞーーーーーーっ!!!!!」
全員「餃子!!やったああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!」

チャオズチーム達の地獄の大掃除はスタッフ達が死にかけたり息を吹き返したりを繰り返しながら2日間続いた…
しかし、正月後に同じ地獄が待っていようとは、この時点では誰も気がつかなかったという…


〜12/31 大晦日・ガンダムファイトスタジアム〜

カキョウ(カブキ)「それぞれ自分のトコの始末がつきゃあ、次に掃除するとなるとやっぱりここだよなぁ」
ミロク(ニョライ)「ええ、何と言っても二年前からお世話になっとるからね。しっかり綺麗にしてあげんと…」
マコト(ベイスター)「よーし、正月思い切ってダラケるためにも気合入れるかぁ!パパ、頑張っちゃうぞ!」

キョウコ(サイキョウサポーター)「じゃ、私たちは恒例のお料理を用意しておきますねー!」
ユキエ(シャクシャインサポーター)「豚汁…ソバ…うどん…ラーメン…いっぱいあります」
ドンベエ(ウドン)「大飯食らいがたくさんいるんだ!気合入れて打てよ、ヒカル!!」
ヒカル(トンコツ)「はいぃぃぃ!!師匠ぉぉぉぉぉ!!」

テツ(メイプル)「掃除合戦…今年こそワシら鯉口組が天下取るぞ!!」
お嬢(メイプルサポーター)「あんたら、気合入れや!サボっとる者はテツが気合入れるけんね!」
鯉口組構成員(メイプルサポーター)『合点承知!!』
スルガ(ギョクロ)「おう、お前たちもテツの所に遅れは取るなよ。喧嘩にならないよう…ほどほどにな」
舎弟軍団(ギョクロサポーター)『へい!スルガの親分!!』
トラザメ(ナルト)「オラァ!!分かってるんだろうなぁ、お前ら!負けたら全員、鳴門の海で寒中水泳だ!!」
海賊連合(ナルトサポーター)『了解しやした!ヨーソロー!!』
トキサダ(アマクサ)「こ、こいつら…怖いのじゃ…」
教団員(アマクササポーター)「しっかりしてください、トキサダ様」「気合が入りません」

マブイ(シーサー)「カムイ!窓拭き勝負だ!制限時間内に多く拭けた方の勝ちな!綺麗じゃないやつは勿論ノーカン!」
カムイ(シャクシャイン)「……望むところだ……」

キョウシロウ(サイキョウ)「おい、ジョウ!シュウヤ!あっち掃除してたらいいもん見つけたぜ!」
ジョウ(ナニワ)「おほっ!こいつはたまらん!観客の誰かが捨てていったんやろか?」
サキ(ヒグラシ)「ちょっと男子ィー!ちゃんと掃除しなさいよー!…何見てんの?」
シュウヤ(シャチホコ)「やばい!委員長だがや!隠せ隠せ!」

ロイ(フォートレス)「床目に添って優しく拭き取るんだ。傷つかないようにな」
ベニバナ(チェリー)「王子様なのに掃除について詳しいんですね。意外だなぁ…」
カイ(Eg250)「シーランドは王子でも掃除は自分でするんだってさ。苦労してるよな…」
 

ミカン(ミカン)「やー、いよいよ年末って感じがするなぁ。キイノスケ」
キイノスケ(ネーブル)「そうだなー、皆掃除頑張ってるよなー。俺たちもだけど…」
ミカン「それに引き換えあいつらは相変わらず…」

ガイ(サンドヒル)「ケッ、なんで俺が皆で仲良く掃除なんかしなきゃならねぇ…」
ミドリ(サンドヒルサポーター)「もう!一人だけサボろうったってそうはいかないよ、ガイ君!」
ガイ「うざってぇな…ついてくるんじゃねぇよ…」
ミドリ「キミが掃除し始めるまでずっとついてくからね!」
ガイ「チッ…バカ女が…」
ミドリ「あーっ!またバカって言った!」

ミカン「ミドリちゃんも…あんなやつ放っておけばいいのに…」
キイノスケ「根気強いよなぁ…。愛、かねぇ…?」
ミカン「くーっ、羨まけしからん!死ねばいいのに!」
キイノスケ「コラコラ、男の嫉妬は醜いですよ。ミカンさん…」
ミカン「ちくしょう…なんで俺たちはこんな時まで一緒なんだ…」

ナダレ(アルプス)「あ!いましたわ、労働力!」
キイノスケ「労働力!?」
レン(オンセン)「おーい!手が空いてるならちょっと来てくれないか?重い荷物を動かすんだ!」
ミカン「なんで俺たちが!?」
クレハ(甲賀式シノビ)「腕力の無い私たちでは動かせないんだ」 じーっ
ミナミ(めんこい)「駄目なら他を当たりますけど…」 じーっ
キイノスケ「う!この期待の眼差し…!断り切れない!」
ミカン「わかった!わかったよ!やります!やります!」
クレハ「(口ほどにも無いな…)」
ミナミ「(ごめんなさい…)」
ナダレ「単純な殿方は助かりますわ。さ、着いてきてください」
レン「終わったらあたしの酒を飲ませてやるからよ!」
 

ミドリ「はぁはぁ…ガイ君、ちょっと…ちょっと待って…。足速いよ…」
ガイ「ったく…なんなんだよ、てめぇは…」
ミドリ「だ、だって…ガイ君に皆と掃除して仲良くなってほしいし…」
ガイ「余計なお世話だ。掃除してぇんならてめぇ一人でやれ」
ミドリ「もう!この分からず屋!」
ガイ「うるせぇ、バカおん…―――」
ガイ「(この地面…音響が他とは違うな…。下に空間でもあるのか?)」
ミドリ「どうしたの?」
ガイ「どいてろ。…よっ、と…」

ガコン!

ガイ「隠し通路か…?」
ミドリ「わっ!す、すごい!階段がずっと奥まで続いてるよ!」
ガイ「……この奥…何があるんだ…?」
ミドリ「ええっ!?行くの!?やめようよ!」
ガイ「…てめぇはここに居りゃいいだろ…」
ミドリ「そ…そうはいかないよ!キミが掃除するまでずっと付きまとうんだから!」
ガイ「ああ、そうかよ…」
ミドリ「ま…待って!置いてかないで!」
ガイ「てめぇ!マントの裾を掴むんじゃねぇ!」
ミドリ「ご…ごめん!」

カツ…カツ…カツ…カツ…

ミドリ「うう…暗いよ…」

ポチャン…

ミドリ「ひぃいっ!」 ガバッ
ガイ「おい、離せよ。…ったく、足手まとい以外の何者でもねぇな…」
 

カツ…カツ…カツ…カツ……カツンッ

ガイ「ここで行き止まりか?…いや、そうじゃねぇな…隠し扉になってやがる…」
ミドリ「は…入るの…?」
ガイ「当然だ。開けるぞ」

ギィィィィ…

ミドリ「ゴクリ…」
ガイ「…なんだ、この部屋…。…これは写真か?…暗くてよく見えねぇな…」

???「おやおや、この部屋を見つけてしまったのですか。困った人たちですね」

ミドリ「ひゃあああああああっ!!」 ガバフッ
ガイ「ぐぉっ!て、てめぇ、離せ!…ぐ…息が…」
ミドリ「出たよガイ君っ!!逃げよう!!今すぐ逃げよう!!」
ガイ「わ…わかった…わかったから離せ…!(まずい…このままじゃ落とされちまう…!)」

???「ハッハッハッハ、驚かせてしまったようですね。申し訳ありません。今、灯りを点けますよ」

パチッ

ミドリ「あれ?あなたは…」
ガイ「てめぇは…」

委員長「ガンダムサンドヒルのガイ・アラシさん。そのサポーターのミドリさんですね。貴方たち二人のことはよく知っていますよ」

ミドリ「委員長…さん…?」
ガイ「ここは…てめぇの隠れ家か?」
委員長「ハハハ…少し似ていますが違いますよ。御覧ください、この部屋を」
 

ミドリ「わぁ…すごい…。写真やトロフィーがいっぱいだぁ…」
ガイ「これは一体なんなんだ…?」
委員長「過去、このスタジアムで戦い続けてきた戦士たちの記録ですよ。ここはガンダムファイト以前も使われていたのでね」
ミドリ「ホントだ!ここにアッガイファイトって書いてある!…へぇ、MFのファイトはここで行われていたんだ…」
委員長「ええ、それも県間戦争が始まるずっと前から…今の今までね…」
ミドリ「ふぅん…長い歴史があるんだね…」
委員長「そうです。やはり歴史のあるということは素晴らしいですからね。…ここしばらく、この部屋は放置していましたが…」
ガイ「ケッ、くだらねぇ…歴史っつっても所詮は戦いの歴史だろうがよ…」
ミドリ「ガイ君!何てこと言うの!」
ガイ「てめぇは引っ込んでろ。戦いってのは生きるか死ぬか、殺すか殺されるか、ただそれだけだ。ンなもんに歴史だと?とんだ茶番だぜ」
委員長「そうですね、貴方の言うことは正しいでしょう」
ミドリ「委員長さん…」
委員長「ですが、戦い(ウォー)と闘い(ファイト)は違います。ここにあるのは闘い(ファイト)の歴史なのです」
ガイ「何が違うんだよ?所詮は憎しみあい、敵を叩き潰すだけのモンだろうが!」
委員長「フフ…貴方も気付いているはずです…。何たってガンダムファイターなのですから…」
ガイ「…!」

委員長「ファイトはいいものです…。戦士と戦士が誇りを、心情を、過去を、全てを賭けてぶつかりあう…」
委員長「そこには一種の美しささえも存在する…。そしてファイトを経験した戦士は更なる高みへと昇華される…」
委員長「勝つことで学び、負けることで学び、大切な何かを手に入れる…。貴方もそうだったでしょう?」
ガイ「………………」
委員長「私はそんなファイトを愛しています。例えどんなファイトでも。ここは私の歴史でもあるのですよ」
委員長「…おっと、少し喋りすぎてしまいましたな…。私はこれで失礼しますが…どうぞ、この部屋をじっくり御覧になっていってください」

カツ…カツ…カツ…カツ…

ミドリ「行っちゃった…不思議な人だよね…。でも、語ってる時…本当に楽しそうだった…」
ガイ「…チッ…知った風な口を利きやがって…。見ていけだと?こんなにホコリ被ってるじゃねぇか…」
ミドリ「しょうがないよ、あの人だって忙しいんだから…」
 

ガイ「………するか…」
ミドリ「え?」
ガイ「この部屋の掃除だ。てめぇにずっと付きまとわれちゃうざったくてしょうがねぇ…」
ミドリ「……うんっ!ガンバローねっ!!」
ガイ「うるせぇな、デケェ声出すんじゃねぇよ…」
ミドリ「はーいっ!!」
ガイ「てめぇ…分かってんのか?」


委員長「フフ…やはりファイトは戦士を成長させます…。いいものです…」



〜そして…〜

ミドリ「はぁ…つ、疲れたー!」
キョウコ「お疲れ様、ミドリさん…って凄い埃まみれ!一体どこの掃除してたの!?」
ミドリ「えへへー、内緒だよー!」

ガイ「ドンベエ、うどん大…」
ドンベエ「あいよ。…はっはっは!相当頑張ってきたみたいだな!天ぷらオマケしてやるよ!」
ガイ「うるせぇな…放っときやがれ…」


ミロク「あのガイさんが…ねぇ…」
マコト「本当、最近どうしちまったんだろうな?」
カキョウ「はっはっは!余計なツッコミは無粋ってもんよ!ヒカル、ラーメンもう一丁くれや!」
ヒカル「ど、どれだけ食う気ですか!カキョウさん!もう十五杯目ですよ!」


 とりあえず新年ネタを

アカギ「おうみんな!餅つきだ!」
エチゴ「餅米は私が用意した」
サン「わー!面白そう!」
ロイ「餅か、ネオジャパンの伝統的な食べ物と聞いたが」
ミカン「王子お気を付けて、餅はその美味さとは裏腹に毎年口にした者から死人が出るネオジャパンで一番危険な食べ物であります」
ネーブル「食べ方を誤れば例え王子でも命を落としかねませんぞ」
ロイ「なんと!心して食さねば、して食べ方とは?」
ミカン「なに、簡単なことです」
ネーブル「まず服を脱g」ガッシ!ボカッ!
サキ「アンタ達王子になに教えてんのよ!!」
キト「王子、少しずつよく噛んで頂ければ大丈夫ですよ」
ロイ「そうか、服は脱がなくともよいのか?」
マコト「そ、そのままでいいですよ」

ギャアアアアアアアッ・・・・・・
ベニバナ「(ああっミカンさん達が餅にされてる・・・)」


 〜ササキ家〜
マコト「よおハヤト!ささ、上がって上がって!」
ハヤト「うわあ…大きな家に住んでるんですね。おじゃましま〜す」
ハヤト「それにしてもいいんですか?正月くらい家族水入らずで…」
マコト「いいっていいって!アスカはカズヤ連れて実家に帰ってるから正月は一人なのよ!」
マコト「それにせっかくの優勝なんだ!皆でパーッと祝おうぜ!あとはクレハちゃんが…」
クレハ「ここにいるぞ……」
マコト「うぉっ!いつの間に!」

マコト「ビールならたくさんあるからな!ほら、飲んだ飲んだ!」
ハヤト「あはは、どうも。…そういえばクレハさんって成年でしたっけ?」
クレハ「…………」
マコト「そんな細かいこと気にしてんなよ!それじゃ乾ぱ…」
クレハ「オ…オレンジジュースを頂きたいのだが……」
マコト「え?あ、おう…ミカンから貰ったポンジュースでいいかい?」
クレハ「ああ…すまぬ…」
マコト「よし!気を取り直して乾杯!」
ハヤト「乾ぱ〜い!」
クレハ「……乾杯…」
マコト「グビッ…グビッ…かーっ、やっぱビールはうめえぜ!」
ハヤト「まさに勝利の美酒ってやつですね」

〜しばらくして〜
マコト「お前達がよぉ…張り切りすぎるから……うっ…俺も決勝戦で活躍したかったぜ……うぅっ…」
ハヤト(マコトさんって泣き上戸だったんだ……)
クレハ「個人の活躍を嘆くよりチームの勝利を祝ったらどうだ」
マコト「クレハちゃ〜ん!そんな悲しいこと言わないでくれよ……ずびっ…」
クレハ(うっ…近い…酒臭い……)
ズカカッ!
マコト「うおぉっ!頭になんか刺さったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ハヤト「これは…矢文ですね」
マコト「なになに…『貴様!我が最愛の妹に近付くな!』…」
ハヤト「アオバさん…」
ハヤト(マコトさん……すごい血だけど大丈夫なのかな)

マコト「ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
クレハ「……………」
ハヤト(ダメだ会話がない……なんか話題、話題…そうだ!)
ハヤト「そういえば決勝戦の日ってなぜか試合前に各ファイターに軽い紹介がありましたよね」
クレハ「ああ…実に不快だった」
ハヤト「あれってマコトさんのはどんな感じだったんでしょうかね?」
マコト「知るかよぉ…ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…」
ハヤト(これは逆効果だったか?)
ズカカッ
マコト「ぐおぉぉぉぉ!またかぁぁぁぁぁ!!」
クレハ「これは兄の者ではないな…」
ハヤト「えー…『アメリカ帰りの大魔神!神奈川 ガンダムベイスター!by委員長』…」
クレハ「………」
ハヤト「………」
マコト「………」


ハヤト「ってマコトさん気を失ってませんか?」
クレハ「これは…かなり危険な状態だな…」
ハヤト「ええっ!どうしましょう…」
アスカ「ただいま〜」
カズヤ「あーあー」
ハヤト「げえっ最悪のタイミングで帰ってきた!」
クレハ「そ、それじゃ私はこれで…さらばっ!」シュバッ!
ハヤト「ああっ逃げるなんて卑怯ですよ〜!」

〜おわり〜

inserted by FC2 system