本スレのSS・8スレ目

(7スレ目・エキシビジョン3日目第6試合 イズモ/サンドヒル対メディカル/ヒグラシ 戦 後日談)
サキ「今回はあなたのおかげで勝てたようなものね。ありがとう」
キト「いえ、あなたの血気迫る切り込みの賜物でしょう」
サキ「それはそうと最後の何だったの・・・!タミ?」
キト「・・・ごほんっ。すまない、患者を待たせているんだ。私はここで」

サキ「メディカルガンダムが私のヒグラシも治療してくれていたから、シラカワがオーバーヒートせずに最後まで持ってくれたのかもね」
キト「それは偶然でしょう。私はただ『治す』という使命をまっとうしだけですから」
サキ「(でも、最初に補給したニュートリノ粒子の貯蔵量なら、絶対途中でエネルギー切れしてたはずだわ・・・)」
キト「そうですね、考えたって仕方ないかもしれません。まだガンダムには我々の知らない未知の部分・・・力があるようですし」
サキ「そうね。考えるよりまず行動ね。もっとシラカワを使いこなせるように、早速ミナミと特訓してくるわ!」
キト「頑張ってください。・・・・・まぁ、強いて言えば・・・私のミドルネームが『シラカワ』だからですかね!」


キト「もう行っちゃいましたか・・・(´・ω・`)」





(7スレ目・エキシビジョン3日目第3試合 ネズミー/ギョクロ/メイプル対シャクシャイン/シーサー 戦 後日談)
ネズミー戦後
マブイ「クソッ…」
カムイ「……」
マブイ「今度こそ、あの大和ネズ公をフルボッコにしてやるぜ」

トコトコ

マブイ「おぃ、何処行くんだよ」
カムイ「会っておきたい人がいる」
マブイ「俺達がトーナメントで戦う時は酷い戦いするんじゃねえぞ」

トコトコ

マブイ「シカトかよ…」

トコトコ
ピタッ

カムイ「決勝で…待ってる…」
マブイ「へっ…」



コンコン

マサジロウ(ダテ)「誰かね?入りなさい」

ガラッ

マサジロウ「ほう…君か。珍しいことじゃ…そろそろ雪の降る季節かのう…」
カムイ(シャクシャイン)「……(ペコリ)」
マサジロウ「相変わらず寡黙な男だ…。して、この老骨に何用かな?」
カムイ「…戦い方を…ご教授願いたい…」
マサジロウ「ふむ…とは言え、ワシは君に既に敗北している身…これ以上、何を望むと…?」
カムイ「…………」
マサジロウ「………。なるほど、既にお見通し…というわけか…。神威の二つ名は飾りではないようじゃの…」
カムイ「…決勝トーナメントで今日のような不甲斐無い試合をするわけにはいかない…。…恥を忍んで…お願いします…」
マサジロウ「ふむ…、………よかろう…」

マサジロウ「ついてきなさい。一度地獄を見ておくというのも良い経験じゃ」
マサジロウ「…まったく羨ましいものよな、君たちの若さは…」

マサジロウ「ところでばーさんや、メシはまだかい」
カムイ「…………」
マサジロウ「ん、おっと、ばーさんはもういないんじゃった…」
カムイ「(ご飯も先ほど食べていたようだが…)」

カムイ(シャクシャイン)「……あの、修業は……」
マサジロウ(ダテ)「まあまあとりあえず座らんか、ネオ宮城名産萩の月じゃ」
カムイ「…………」
マサジロウ「死んだばーさんはお茶うけにはこれが一番じゃと言っておった……」
カムイ「…………!(ヒ゛クッ)」ハ゛ッ
マサジロウ「ほう、この程度の殺気にも反応するとは。やはりお主、筋が良いの」
カムイ「すでに修業は……始まっていたというわけですね……」
マサジロウ「……ところでばーさんや、茶はまだかい」
カムイ「……(……うーむ)」





(7スレ目・エキシビジョン3日目第4試合 ベイスター対伊賀式 戦 後日談)
アスカ「やっと整備がおわった。マコト私は今からお風呂に入ってきますから後のことは頼みます。」
マコト「ああ疲れを取って来い。…………アオバが言っていた明鏡止水、明日クレハあたりに相談でもしてみるか?」
アスカ「相当へこんでいますね。どうやって慰めればいいのでしょうか?」

アスカ「つい長風呂してしまいました。とりあえずベイスターの点検でも……ってまったくこんなんところで寝るなんて。」
マコト「ZZZZZzzzzz」
アスカ「とりあえず毛布をかけないと。」



マコト(ベイスター)「俺が負けた…負けた…負けた…」
マコト「クソ…明鏡止水って何なんだよ…」

マコト&クレハ『はぁ…』

マコト「ん?」
クレハ(甲賀式シノビ)「あ…」
マコト「確かあんたはネオ滋賀の…」
クレハ「そういう貴方はネオ神奈川のファイター…こんな所で何をしている?」
マコト「いや、あんたの兄貴に言われた言葉が気がかりで…池眺めてた…」
クレハ「…私と同じか…。兄上はあの戦いで私に何を伝えようとしたのだろう…」

マコト&クレハ『………』

マコト「ああ!考えててもしょうがない!いくぞ、手伝ってくれ!」
クレハ「な…何を?どこへ?」
マコト「探すんだよ、あんたの兄貴を!問い詰めて、口開かなかったら力づくだ!」
クレハ「ば、馬鹿を言え!そう易々と見つかるものか!私が幼少の頃、かくれんぼでどれほど泣かされたか…」
マコト「だからってウジウジ悩んでてもしょうがねえ!そうと決まりゃさっさといくぞ!心当たりは!?」
クレハ「だ…だから待て…!」

アオバ(伊賀式)「頼む、妹を……クレハを鍛えてくれ」
ミロク(ニョライ)「構わへんですけど……何を知ってるんですか、貴方は?」
アオバ「今はまだ話せない。だが、一つだけ言える事がある」
ミロク「?」
アオバ「今のままの我々では力不足だという事だ」
ミロク「なるほど……」
アオバ「俺と同じく、このガンダムファイトの裏に気づく貴方だからこそ妹を託せる。だから……」
ミロク「ええ、分かりました」
アオバ「頼む……」

クレハ(甲賀式)「ミロク、話を聞いてもらえる?」
ミロク(ニョライ)「私でよければ……なんですか?」
クレハ「私の特訓に付き合って欲しいの」
アスカ「マジ?」
クレハ「ええ。キョウのような不甲斐ない戦い、二度と兄上には見せられない!」
ミロク「でしたら、お付き合いしましょう。ただ……」
クレハ「?」
ミロク「お相手するのは私だけでなく、アスカも一緒です」
アスカ「いい!? 姉様!?」
ミロク「アスカはええから、付き合うの」
アスカ「まあ、ええんやけどさ……」
クレハ「二対一……ふふっ、相手に不足はないわ」
ミロク(クレハさん、貴女のお兄さんが言った貴女の心にある恐怖、克服する手伝いをさせてもらいます


ミロク(ニョライ)「アスカの豪速球同時四球をここまで躱すなんて……凄い」
クレハ(甲賀式)「伊達に忍ではないからな。だがミロク、貴女の身のこなしも尋常ではない」
アスカ「ま、姉様もガンダムファイターだからね。アタシの攻めを全部いなせるのなんて姉様くらいやないかな」
クレハ「ほう……? ならば、球だけと言わず組手もしてもらおうか……二人がかりでな」
アスカ「二人がかりって……アタシは良いけど、姉様?」
ミロク「望むんやったら私は構わへんけど……ええの?」
クレハ「ああ。私はまだまだ強くならねばならないの……だから来い! ミロク、アスカ!」
アスカ「やれやれ……んじゃ、手加減抜きで斑鳩式僧兵術見せたげる!」
ミロク(ニョライ)「分かりました………では、行きます」
クレハ「応っ!」


アオバ(伊賀式)「防衛術としての僧兵術の硬く重い一撃、そして相手の挙動を読み切り繰り出される針がごとき一撃……クレハよ、まだまだ世界は広いぞ」


マコト「明鏡止水それは邪念がなく、澄み切って落ち着いた心……それは分かったんだけど……」
クレハ「余所見をしている暇はありません。ほら次が来ます。」
マコト「どうして俺はクレハと一緒に忍者の修行を行っているんだああああああああ。」
クレハ「私だって知りません。兄上を見つけたと思ったらいきなり修行しろとしか……」
マコト「だからって……ってあぶな!!手裏剣が飛んできたぞ!!」
クレハ「よけなきゃ死にますよ。」

アスカ「まったくあの馬鹿は一体……何をやっているのかしら?」





カキョウ(カブキ)「勝つ時もありゃあ負ける時もある…面白いねえ…」
松風「ブルルッ…」
カキョウ「ん?どうした、松風?…おっと…!」

キィン!

カキョウ「いきなり仕掛けてくるたぁ無粋だねぇ…何者で、何用か、名乗りな」
???「大和人に名乗る名などねえ!」
カキョウ「やれやれ、ネオ沖縄の勇者さんかい…。一体どういうつもりだね?喧嘩は今ここでなくとも…」
マブイ(シーサー)「問答無用!いくぞ!」

ドガガガガガ…!

マブイ「い、今の打ち込みを全て防いだのか!?」
カキョウ「ファイター自身の強さとモビルファイターの強さには大きな差がある…知ってるかい?」

ドゴォッ

マブイ「ぐはっ…!」
カキョウ「帰りな、あんたのお仲間が心配しているぜ。…松風!」
松風「ヒヒィン!」 パカッパカッパカッパカッ…

マブイ「クソ…もっと、もっとだ…。まだ足りねえ…!」



おっちゃん「もう、こんな時間だぜ。寝ないのか?」
マブイ「俺は弱くねぇ…何かが足りねぇだけだ…」
おっちゃん「うーん、そうね…大事な事なのか?」
マブイ「ふざけんなよろ…勝たねえと…勝たねえと意味ねえんだよ!」
おっちゃん「とりあえずさ、マブイ」
マブイ「あ?」
おっちゃん「俺はマブイが強いってわかってるんだから其じゃ駄目か?」
マブイ「…もう寝る」
おっちゃん「おーおーそうしてくれw」


マブイ「クソッ…」
ガンッ!
マブイ「クソ大和人に…大和人に…」
ガンッガンッガンッ!
マブイ「クソォ!」
パシッ
マエダ「やめな」
マブイ「てめぇは…」
マエダ「おっ、覚えててくれたかい。嬉しいねぇ」
マブイ「邪魔だ。俺に話しかけてくんじゃねえよ」
マエダ「つれない返事だねぇ。何でお前さんが負けたかわかるってのに」
マブイ「……?」
マエダ「其はお前さんが弱いからよ! ワッハッハ!」
マブイ「てめぇ! ぶっ飛ばす!」
パシッ
マエダ「そんな憎しみだらけ迷いのある拳で誰が倒せる?」
マブイ「てめぇに何がわかるんだよ…大和人のてめぇに、大和人のてめぇなんかに」
ガッ
マブイ「アガッ!」
マエダ「マブイ…其が迷いのねぇ拳だ。一回リングに上がればアイヌも大和も琉球もねぇ。ただの戦士だ」
アイヌ「……」
マエダ「そんでもって俺は只のカブキ者よ! じゃあな。また会おうぜ」
アイヌ「……」





(7スレ目・エキシビジョン3日目第1試合 アマクサ対ネーブル 戦 後日談) キイノスケ「それじゃあ、ワシは家に帰るわ。女房に果樹園を任しっぱなしにしておくわけにはいかんし」
ネーブルスタッフ「わかりましたー。お疲れっす」

キイノスケ「ふう。今日もあまり気の乗らん闘いやったなあ」テクテク
???「おっさん!」
キイノスケ「トーナメントでもないのに、戦う必要があるんかいな。……お、なんや、お嬢ちゃん」
???「やる気がない!」ダンッ
キイノスケ「そんな足踏みまでせえへんくても……。だいたい、お嬢ちゃんは何者や。関係者以外立ち入り禁止のはずやけど」
ミサキ「ミサキ・シオノ。今日配属になったばかりのネーブルの技術屋よ!」
キイノスケ「若くて元気だねえ」
ミサキ「そんなことより、なによ、あの装備は!なんでクエン砲に汎用の部品を使ってるのよ?」
キイノスケ「相手のガンダムを破壊するのはワシの目的やない」
ミサキ「おっさんはそれでよくても、技術屋はそうもいかないの!みんなは遠慮してるみたいだけど、次回からはネゴロ式の部品を使いなさい」
キイノスケ「むう」





イザナミ「決勝で全てが崩壊する様が目に浮かぶわ…フフフ…」

チャオズ「あ!あそこにいるのはイズモガンダムのファイターだよね?」
サイキョウ「お…おい…得体の知れない奴には近づかないほうが…」
チャオズ「よーし!あだ名はイズモンだ!イズモンこんちわーっ!!」
サイキョウ「サイキョウスペシャルマックスダーーーーーーーッシュ!!!!!」
チャオズ「みぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
イザナミ「・・・・・・・・・」

妹「お兄ちゃんがあんなに速く走ってるの初めて見た…」

チャオズ「もー!なんでオレを抱えて逃げ出したんだよー」
サイキョウ「お前はもっと世間を知ったほうがいいって…いつか地獄を見るぞ…」
チャオズ「なんでー?みんなと仲良くしたいよ」
サイキョウ「世の中には仲良くしちゃいけない連中がいるんだよ!すこしは考えて行動しろよ!」
チャオズ「ぶー。あ、ネズミーガンダムのファイターだ!こんちわ!!」
ネズミー「やあ!ボクと夢の世界へ行くかい?ボクの名前は…」
チャオズ「知ってるよー!ミッ…もごもごもがもごもがももももふおfgぽkdhd」
サイキョウ「(バカ野郎…!死にてぇのかっ…!?)な、なんでもないですー!!ではーーっ!!」

ネズミー「・・・・・・・・・・・・・・・・・ハハッ!・・・」ニヤリ





ミナミ「すごかったです!今回のファイト!」
サキ「うん、相手があの砂野郎だったからね。少し熱くなっちゃった」
ミナミ「これで雪辱をはらせましたね。・・・あの」
サキ「どうしたの?」
ミナミ「私のめんこいもあなたのヒグラシのように新しく、そして強くなりました・・・」
サキ「・・・」
ミナミ「そこで・・・、決勝組を破ったあなたの力を見込んでお願いたいのです」
サキ「ま、あれはトキさんのサポートのおかげだったけど・・・んで、お願いって?」
ミナミ「・・・私と手合わせいただけませんか?」





イザナミ(イズモ)「クク…所詮今宵の戦いなど児戯…。我が掌で踊るがいい、愚者たちよ」
イザナミ「しかし…やはりこの形態では真の力を発揮できぬか…」
イザナミ「なあ、そう思わぬか?」

ヒュン

ガイ(サンドヒル)「気付いていやがったか…。今日の試合、じっくり見させてもらったが…何の意味もなかったな」
ミック(ネズミー)「ハハッ、困るなぁ。本気で潰し合いをしてくれないと」
イズモ「クク…貴様らの内に渦巻く邪気…感じれぬとでも思うたか?」
ガイ「人聞きの悪い…俺はネオ鳥取の存在を世に知らしめられればそれでいいのさ。…手段は問わねえがな…」
ミック「僕も再び血と機械の世界を創るために戦っているだけだよ?人は戦いがないと腐っていくからね!」
イズモ「…ククク…我の見込み通り、貴様らは愚者たちとは少々違うようだ…」
ガイ「てめえのその高慢ちきな鼻っ柱をいつか折ってやるのが俺の役目だ。褒められても何も嬉しかねぇな」
ミック「ハハッ、じゃあ僕は素直に喜んでおこうかな!君はまだ何か隠し玉を持っているようだしね!」

イズモ「さて…そろそろ、ここを訪ねてきた理由を聞こうか…?」
ガイ「フン、もうわかってるんだろう?」
ミック「ハハハッ、このガンダムファイト…もっと夢と魔法で彩ろうじゃないか!」





(7スレ目・エキシビジョン3日目第1試合 アマクサ対ネーブル の敗戦を受けて) アマクサ「という訳で第356回。『神の生まれかわりのフランシスコ・トキサダ様がどうやったら華麗に勝てるか』を始めたいぞ」
教団員1「疲れました」
教団員2「彼女とデートが…」
教団員3「トキサダ様どんまいです」
教団員4「解散」
アマクサ「ま、待てい! 悪い事続きでこのままでは修学旅行で長崎が外されるかも知れないのじゃぞ! ガンダムファイトなぞ出なければ良かったぞ!」
教団員1「悪い事続きなんですか?」
教団員3「どんまいです」
アマクサ「いや…一つだけ一つだけ良い事があった」
教団員4「なんですか?」
アマクサ「友達が…出来た」
教団員1「トキサダ様…」
教団員3「どんまいです」
教団員2「トキサダ様www」
アマクサ「今のはなしじゃからな! 今のはなしじゃからな!」





(7スレ目・エキシビジョン3日目第5試合 甲賀式対Eg250 の勝利を受けて) 佐賀県知事「おお!カイ君今日はよくやってくれた!うはは、次回のガンダムファイトが期待できるな!」
カイ(Eg250)「うるさいな、ただのラッキーだろ。俺を戦いに巻き込んだのはあんただ。あんた一人で喜んでな」
父「カイ!す、すみません、うちの子が…」
佐賀県知事「い、いやいや構いませんよ。うははは!」
カイ「ふん…」
EG(ミニロボ状態)『やれやれ、大人気ない奴だ』

帰宅後

姉「カイ、今日の試合…よく頑張ったね」
カイ「うん…ありがとう、姉さん。俺もやっと勝てて嬉しいんだ!」
姉「今日はハンバーグを作ったわ。一緒に食べましょう」
EG『やれやれ…将来が不安になるぞ』
カイ「うるさいな、黙ってろよ」





(カブキ/サクラジマ対コシヒカリ/トンコツ) コシヒカリ「うぉぉぉ!一度ならず二度までも!カブキ!次に戦うときは容赦しないぞ!脱穀ガトリング!脱穀ガトリング!」
ダダダダダッ!!
ナットウ「熱いねぇ・・・雪国にしては熱すぎるよ」
コシヒカリ「おまえは・・・ネオ茨城の・・・」
ナットウ「あんたの戦いはすべて見させてもらったけど・・・オレとあんたは相性がいいと思うんだ」
コシヒカリ「相性が・・・いい?」
ナットウ「ああ・・・オレの機体は相手の動きを止める・・・。そこをあんたが狙い撃ちさ。そうすりゃあのカブキだって倒せる・・・」
コシヒカリ「・・・」
ナットウ「なあ一度組んでみないか?このエキシビションで・・・」
コシヒカリ「・・・気が向いたらな」
ナットウ「いい返事を待ってるぞ・・・」


コシヒカリ「・・・・・・・・」
コシヒカリ「・・・今は修行だ・・・!」





ダンノウラ「ぬぅう、これは行かんな。陰陽五行乱れては――」
レン「……ぁん? おい長門の、ムズカシイ顔して何やってんだよ」
ダンノウラ「占術を行っている最中に急に話し掛けるでない。呪うてやろうか?」

レン「……ったあ、怖ぇ事言うなよ長門のぉ? それよりいいちこでも…飲むって感じじゃねーな」
ダンノウラ「まったく、少しは占いを信じる巷の少女らの様な可愛げと恥じらいを持ったらどうだ?」

レン「知るかっての。んで? はじめの質問に戻るんだけど?」
ダンノウラ「このガンダムファイトを取り巻く陰陽の均衡が崩れておる。五行もだ。相生が澱み相刻が相乗へと向いつつ――」
レン「あー、なんでぇ、あんたの言うオンミョウゴギョウにゃ ちーっとも詳しくないんだがなぁ長門の、ようするに」
ダンノウラ「ウム、このファイト、裏で何物かが破滅に導こうとしておるやも知れぬ 。昨日のシャクシャインとシーサーの試合にしても――タチバナとやら。 この大会、そうそう穏やかには終わらぬぞ」
レン「ハッ……いけ好かないねぇ、裏でこそこそってのは」
ダンノウラ「我としてもな。戦いを汚されて我が機体に篭る霊どもも穏やかならぬ態を示しておる」
レン「……九州のファイターにもこういうのに詳しそうなヤツいっから会ったら聞いて見るさ」
ダンノウラ「今回はなりゆき故に仕方がなかったが、あまり口外はせぬ様にな」
レン「大丈夫だ、信頼はできるよ、ガキだけど。それにワタシも気持ちはアンタと同じ」
ダンノウラ「ウム――戦いを、」

ダンノウラ&レン「「戦いを汚す事など、許されるはずがない」」

レン「……ってこったな。ま、適度に気をつけとくさ。アンタもこれ以上深く調べんなら気をつけろよ、長門の」
ダンノウラ「は、小娘め、我を誰だと思っておるのだ? そう下手を踏むような事はせぬよ」
レン「へっ、そっちこそ小娘ってなめんじゃねーよッ! 試合でやる事になったら容赦しねーからなっ」





レン「おう、越後の……っ」
(エチゴ「なん…だと…?」)
レン「米じゃねーか。これで酒造るとうめーんだよな。 しっちょるかシャビエル? 日本酒だけじゃなくて焼酎もできんだぜ」
シャビエル「良いですから。少しは喰う呑む以外のことも考えましょう。 訓練中は真面目なんですけどね……君は」
(エチゴ「……この距離なら……二人とも殺れたな。 ファイターといえどもオフになるとこうか……」)





スルガ(ギョクロ)「おう、越後の若モンじゃねぇか」
エチゴ(コシヒカリ)「何でもネオ静岡は名産が豊富と聞く」
スルガ「わざわざこんな静岡くんだりまで来てもらったんだ、今日は俺が振舞ってやるよ」
エチゴ「それはありがたい!今すぐ食わせてくれ!!」
スルガ「そうがっつくんじゃねえよ…それに俺が一服盛るってこともあるんじゃないのか?」
エチゴ「俺に半端な毒は通用しない…あの降下作戦で数々の毒物を克服した」
エチゴ(それにしてもこの男…隙が無い 数多くの暗殺者を下してきたという話は本当らしいな)
スルガ「そうか…それは残念だな!ライバルを蹴落とせるチャンスかと思ったがな。俺はもう敗退しちまったがね!わはは!」

カチャカチャ

スルガ「…っと、飯の仕度ができたようだな。今日は鰻重、桜海老のかき揚、焼津の鰹にメロン、イチゴ!そして俺も手がける玉露よ!存分に味わうといい」


この後エチゴの「うまい!ンまぁ〜い!!!!!!!」 という叫びが清水中に響き渡ったのは言うまでもない。





アイカワ「米だ!」
ドンベエ「うどんだね!」
ヒカル「いいや!ラーメンさ!」

ギャーギャー!

ナダレ「何をしているのですか?さっきから騒々しい・・・」
ヒカル「いいところに来た!」
ドンベエ「あんたに聞きたいことがある!」
アイカワ「米とうどんとラーメン、どれが一番主食として優れていると思う?」
ナダレ「私は蕎麦が好きです」
三人「・・・・・・」

アイカワ「いいか? ナダレ。米俵をいかに使いこなすかが 食のうま味を決定すると言っても過言ではないだろう。 ただし、いかに米俵と言えど素材は藁だ。手洗い扱いをするとすぐ駄目になるぞ。」
アイカワ「とにかく米俵は大事に使え。 丁寧に扱えば米俵もきっとお前に応えてくれる。 真心をこめ(米)て使うんだ。必要なのは米俵に対する愛情。 粗略な扱いは許さんぞ。いいな」
ナダレ「・・・・・」


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