本スレのSS・9スレ目その2

<復活戦前夜・一> 一回戦後に世直しの旅に出る前のモモタロウ

モモタロウ「予選では力不足で負けてしまったが、この世の中を救いたい気持ちはだれにも負けぬ。」
本庁(警察)からの報告だと今回のガンダムファイトで、謎の組織が不穏な動きを見せ始めたらしい。見過ごすわけには行かない。」
モモタロウ「しかし、恩あるおじいさん、おばあさんを置いて行くなんて・・・」
ジジババ「モモタロウ・・・」
モモタロウ「!!聞いてたのですか・・・」
ジジババ「世の中にはお前の助けを待っている者がたくさんおる。行って来なさい。」
モモタロウ「しかし・・・」
ジジババ「ワシ達のかわいいモモタロウは、もうワシ達だけのものじゃない。ワシらは大丈夫じゃ。それにいざとなったら、岡山には実際に乗れるZガンダムがあるわい」
モモタロウ「わかりました・・・ありがとうございました!!!」
ジジババ「達者でな・・・」

モモタロウ「さて、これからどうするか。私の肉体一つで動いてもいいが時間がない。あいつらに手伝ってもらうか・・」
モモタロウ「というわけで、一緒に来てくれないか」
犬「だが断る」
猿「猿で役にたつのかよ」
きじ「俺、声が渋くね?」
モモタロウ「モモタロウ印のキビ団子あげるから」
犬・猿・きじ「今どき、きび団子くらいで動くわけ・・・(ぱく)あります」
モモタロウ「タヌキからもらったキビ団子、なんか知らんが便利だな。」

モモタロウ「さて、合体しようか」
犬「なんでだよ」
モモタロウ「いや、特訓しとこうと思って(ハアハア)」
犬「なんとなく危険だからやめとく。それに俺男だからあんまり合体したくないんだよな」

モモ「大丈夫だ」
犬「なにが?!」





<復活戦前夜・一> ――ネオ鳥取・鳥取砂丘
ミック「ハハッ いよいよ君の出番だね」
ガイ「――ぁぁ」
ミック「せいぜい頑張ってくれヨ!キミが西日本枠を確保すればボクはより自由に動けるって寸法だからね!」
ガイ「言われるまでも無い」
ミック「ハハッ、役割分担って素敵ダネ! 素晴らしいネ! ボクとキミの共同作業ってヤツさ!」
ガイ「ならばとっとと行くんだな、貴様には、やる事があるのだろう?」
ミック「勿論ダヨ! それじゃ――」

  ――朗報を待つよ――

ガイ「食えない、男だ」


<復活戦前夜・二>
――ネオ大分・波当津海岸
レン「……っかぁっ! 閻魔はやっぱり染み入るねぃ〜」
ハヤト「月見酒か? ったく、試合前に余裕だな」
レン「よぉ、日向の。なぁに、別に余裕ぶっこいてるわけじゃねーっての」
ハヤト「なん――だと?」
レン「平常心、ってヤツが欲しくてね、まあシャビエルにも言われたんだけど。 いつも通りである事。空回りしちまってもどうしようもないさ」
ハヤト「……緊張、してるのか?」
レン「んなキャラじゃねーって。ま、逆だね。昂ぶるのを抑えるのに必死」
ハヤト「年頃の娘の台詞とは思えないぞ」
レン「説教は苦手だよ、それよりどーだい、飲まないか?」
ハヤト「ああ、頂こう……」


<復活戦前夜・三>
――滋賀・比叡山
クレハ「……臨・兵・闘・者……」
ミロク「クレハはん……っ!?」
クレハ「皆・陣・烈・在・前――ッ」
ミロク(「凄まじい集中力や……ウチでも、近寄り難い……」)
クレハ「……っ アスカ、着てたの?」
ミロク「ん、お見送りや。今日は頑張りぃよ?」
クレハ「兵に臨みて闘う者は、皆、陣列前みて在り――大丈夫です、いけます」
ミロク「ん、またウチと決勝でやろうや?」
クレハ「ええ、アスカ。ありがとう――」





キョウシロウ(サイキョウ)「ったく、あんなおっかねーのとやってられっかよ…俺は逃げるぜ。逃げるが最強!だからな…」
キョウシロウ「ん…?あれは…」

クレハ(甲賀式シノビ)「ぐっ…う…」
ミロク(ニョライ)「酷い…!早く担架を!」
アスカ(ニョライ妹)「くそぉッ!あいつめ…まるで玩具を壊すみたいにクレハさんを…!」

キョウシロウ「………」
キョウシロウ「…女の子をあんなに酷い目にあわすやつは…クールじゃねぇよな…」
キョウシロウ「だったらッ!そいつを俺がぶちのめせば最強にクールってことじゃねぇか!」
キョウシロウ「よっしゃ!俺はやるぜぇーッ!!」

キバ(ナマハゲ)「いたぞ!」
ユーリ(ウェルチ)「捕らえなさい!グレイプハリケーン!!」
キョウシロウ「ちょっ、まっ…ぎゃああああああ!!」





カムイ(シャクシャイン)「…………」
マサジロウ(ダテ)「あれほどの試合を見ても心を乱さぬか…」
ベニバナ(チェリー)「すごい…カムイさん…」
ケヤキ(ビャッコ)「くそッ…俺だって…!」

カムイ「(ガンダムサンドヒル…ガイ・アラシ…相手にとって不足はない…)」
カムイ「(そして、その闇に潜む者も……)」

カムイ「……俺が…斬る……」

ガイ(サンドヒル)「俺は勝つ……奴等のために……だから……負けん……負けん……負けてたまるか……ははっ……あははははっ!」


???「ふぅむ、彼の機体に仕込ませていただいた『アレ』、順調のようですな。私共が修理させていただいた甲斐がありましたよ」
イザナミ(イズモ)「何を考えている」
???「嫌ですなぁ、私も先生と思うところは同じですよ。貴方の理想に心打たれたのですから」
イザナミ「ふん……」





<ネオ福岡・TEN−JIN>
ヒカル「店再建の為の修行もラクじゃなかとね…でも、やらん訳にはいかんけん」
???「……ごめん」
ヒカル「ああお客さん、申し訳なかと、今日は店じまい――」
???「ネオ福岡のGF、ヒカル・ツツジだな」
ヒカル「!! きさん、なにもんぞ」
???「君を誘いに来た」
ヒカル「なんと?」
???「今の委員会を潰し、ガンダムファイトを革命する力を。その為に君が必要だ」
ヒカル「……お断りばい」
???「予選敗退のままでいいのかね? 九州の盟主たる福岡のGFが」
ヒカル「きさん……」
???「三分間待ってやる」
ヒカル「お断りたい!!」
???「何?」
ヒカル「おいは負けたばってん、その戦いに悔いはなかと。 他のファイターもおなじたい! それを、それをきさんは!」
???「……話にならんな」
ヒカル「する気ばおきん。おいが怒らんうちにきえんしゃい、よかや!?」
???「残念だよヒカルくん、僕は君の事が大好きだったのに」
ヒカル「去ねい!!」
……
ネズミー「ハハッ、振られちゃったよ、ショックだなぁ 。でも、思ったより骨のあるファイターだったネ!トンコツだけに? ハハハッ」
ネズミー「ああいうのは…早めに潰しておきたいね…ハハハッ」





スノッチ(オバマ)「Hey you! お前が中部地区優勝のマエダかい?」
マエダ(カブキ)「確かに俺がマエダだが、お前さんは?」
スノッチ「俺はネオ福井のスノッチってんだが、お前と闘ってない俺はお前の優勝に納得が行かない 。というより、俺が決勝へ進めないのが納得いかない。お前と勝負して俺が勝ったら俺が決勝リーグ、All light?」
マエダ「粋じゃないねぇ…お前さん、一回戦で負けたんだろう。潔く引っ込まねえかい。何より俺はゴテゴテのお前さんの機体、気に入らないんだよねぇ…」
スノッチ「Why? 俺のオバマが粋じゃないって? お前、どこに目つけてんだ?」
マエダ「粋ってぇのはよ、桜のように清く儚く美しく、花のように舞い、風のように打つ。これよ」
スノッチ「Oh! わかってねぇなお前、HighなRushでFire bomber、一気に敵をCrashさせるのが粋だぜ、Japanese HANABIだぜ」
マエダ「花火か……だが花火は一瞬の美を炎で表す芸術だぜ? バカスカ撃ちまくるだけで花火とは言えねぇんじゃねえかい?」
スノッチ「ハッ、俺のオバマを見てない証拠だ。俺のオバマはチョコマカ動いたりEnergyを温存してLongな戦いはやらねえ、Startから一気にFull fire! すぐに全弾撃ちきって、それで相手を倒せなけりゃそのままThe endさ」
マエダ「……ふん、お前さんとは意見があわねぇようだ。が、話を聞くと俺もお前さんのことはまんざら嫌いにもなれねぇなあ」
スノッチ「Yes! それじゃ俺と戦ってくれるかい?」
マエダ「ま、舞台以外で戦うのはよろしくねぇが、お前さんとはいつか手合せ願いたいもんだねぇ」
スノッチ「OK、お前中々Nice guyだぜ。気に入った」
マエダ「ふ…ふふ…」
スノッチ「ハハッ」
マエダ・スノッチ「アッハッハぁーッ!」





トキサダ「さて、開会式までサン(チャオズ)所に遊びに行ってくるぞ」
ドウマン「待てぇぇぇ小僧!」
トキサダ「ひぃ!」
ドウマン「貴様はこのドウマンと明鏡止水…いや陰陽明鏡止水を極める時ぞ!」
トキサダ「私は、どうせ大会に出ないから通すのじゃ!」
教団員1「そうです。此以上トキサダ様に違う教えを説かないで頂きたい」
教団員達ゾロゾロ
ドウマン「ならばここで陰陽道の素晴らしさを教えてやろぉぉ!」
教団員達「何! やってしまえ」
ドウマン「ぶるぁぁぁぁ! 陰陽キック!」
教団員「うわぁ!」
ドウマン「陰陽パンチ!」
教団員「ぎゃあ!」
ドウマン「陰陽投げ!」
教団「ぐ…」
ドウマン「此が陰陽道の力だ…精進せい!」
トキサダ「ば…化け物じゃ」

教団員達「何だ・・・こいつの強さは・・・」
ドウマン「ええい! 次から次へとゾロゾロとぉ」
トキサダ「クッ・・・」
教団員D「下がっていて下さいトキサダ様。ドウマンとか言う奴! このDがお前を地獄の淵に沈めてやる!」
スォォォォォ
ドウマン「ン! ほう・・・面白い動きだ。教団員というものは修行次第でこういう不思議な身の軽やかさも体得できるのか」
フォァァァ
教団員D「かかったなアホが!」
教団員D「ネオ長崎十字空烈刃!(ナガサキクロススプリットアタック)」
ドウマン「笑止!」
教団員D「う・・・動かない!」
ドウマン「このドウマンにそのような技が通じると思うなよ!」
教団員D「き・・・貴様・・・うああああ!」
トキサダ「あわわわわわ・・・」


サン(チャオズ)「探したぜおっさん!!」
ドウマン「むぅ…お前はぁぁ…ネェェェオ栃木のぉぉぉ…何用だぁぁぁ…?」
サン「ネオ長崎のみんなに何をしたか思い出してみろ!!」
ドウマン「ほぉう…敵打ちだと…これはぁぁ威勢がいいなぁぁぁぁ!!」
サン「友達を傷つける奴は断じて許さない!!覚悟しろよ!!!!!」
ドウマン「ふぅぅむ…お前は詳しく聞かされていないようだなぁぁぁ!?」
サン「何!?どういうことだよ!?」
ドウマン「それはぁぁ…200年前の因縁がぁぁぁ起こした事だぁぁぁぁ…」
ドウマン「200年前…ネオ長崎でぇぇぇ…戦争が起こり…その怨念がぁぁぁ…」
サン「へ?…お…怨念!?」
ドウマン「そうだぁぁぁ…志半ばで散った兵達が悪霊となりぃぃぃ…」
サン「え…ええええええ…いいいいいいやあああああ…」
ドウマン「そして悪霊達がぁぁぁ今この会場にぃぃ魂を喰らいにやって来たのだぁぁぁぁ!!!!!」
サン「いぎゃああああああああああーーーーーーーーーっ!!!!!!!!」
ドウマン「気絶したかぁぁ…まだまだ未熟だなぁぁぁぁ…ふはははははは!!!!!」

トキサダ「サン! 貴様ぁ己もう許さんぞ・・・!」
ドウマン「良いツラになってきたなぁぁ小僧ぉぉぉぉ!」
トキサダ「私をここまで怒らせたのは貴様が初めてじゃドウマン!」
ドウマン「そぉ! それで良いぃ・・・我が見たいのは教団の飼い犬になった貴様ではなぁい。その魔が降臨する貴様だぁ」

ゴゴゴゴゴゴゴ

教団員達「トキサダ様の周りのオーラ力が・・・聖から魔に膨れ上がっていく・・・これが我が教団の上の方達が言っていた力・・・」
ドウマン「そうだぁ。その目だぁ! ついに本当の姿をあらわしたかぁ・・・」
トキサダ「覚悟せい・・・ドウマン。貴様は私の大事な物を傷つけすぎた。憎いぞ憎いぞ」
ドウマン「こちらとてぇそうやすやすとやられはしなぃ・・・貴様の憎しみの力、取り込んでくれるわ」
トキサダ「ぶるぁぁぁぁぁぁぁ!」
ドウマン「ぶるぁぁぁぁぁぁぁ!」
トキサダ「覚悟はできておるようだな」
ドウマン「それはこちらの台詞だぁ!」

キュイインン

トキサダ「私の拳が魔力で光る! 魔界転生衆が貴様を倒せと轟き叫ぶ!」
ドウマン「我の拳が呪力で唸るぅぅ! 怨霊があああ、お前を倒せと轟き叫ぶううう!」
トキサダ「魔! 転!」
ドウマン「呪! 怨!」

トキサダ「ザビエルフィンガーァァァァァ!!!」
ドウマン「アツモリフィンガァァァァァァァ!!!」
チュドーン

ゴゴゴゴゴ
バチバチバチ
トキサダ「ぶるぁぁぁぁぁぁ!」
ドウマン「ぶるぁぁぁぁぁぁ!」

教団員1「互角・・・」
教団員2「いや、トキサダ様の方が少しずつ押されている!」

ドウマン「どうしたぁ、小僧ぉ? 貴様の力はそぉんなものかぁ」
トキサダ「くそぉぉぉ!」
ドウマン「所詮は付け焼刃の魔の力よぉ。此方にくればその力解放してやるぞぉ」
トキサダ「ええい! 星になったサンの為に負けられんぞぉ! ぶるぁぁぁぁぁ!」
ドウマン「んなぁにぃ! しかしまだ力ではこのドウマンの方が勝っているようだな」
トキサダ「く・・・う、ぶるぁぁぁぁぁぁ!」
ドウマン「ぶるぁぁぁぁ!」
ゴゴゴゴゴゴ
バチバチバチ

ヒュー・・・ポコッ

ドウマン「クッ! 目がぁ目がぁ!」
教団員D「フフ……と…唐辛子入りのカステラはい 痛か……ろう……フッ」
ドウマン「き・・・貴様ぁぁぁ!!!」
トキサダ「今じゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドウマン「う・・・うぼぁぁぁぁぁぁ!」

トキサダ「さらば・・・ドウマン」



サン「そんな夢を見たんだ!」
トキサダ「忙しいんじゃ。帰ってくれ」





サン(チャオズ)「うわーん!!負けたぁーーーーっ!!」
チャオズカメラマン「俺…華厳の滝に行ってくるわ…」
チャオズサポーター「やめろおおおお!!身投げするなあああああ!!!!!」
チャオズオペレーター「気持ちはわかるけど早まるなよ…人生これからだぜ…多分」
チャオズカメラマン「ちげーよ…写真をいっぱい撮ってくるだけだって…」
チャオズオペレーター「そかー…んじゃ俺も一緒に行って手伝うわ…」

チャオズサポーター「それもやめろおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


???1「チームチャオズの皆さん、そう気を落とさないでください。」
???2「我々が力を貸しましょう。」
???3「このチューニングプランをご覧になって下さい。」

チーム主任「な!、こ、これは……」
???1「どうです?すばらしいプランでしょう?」
主任「た、確かに…。あ、あなた達は一体…」
???全「我々はMUGEN。無限の力を使役する者…」

主任「これが新しいチャオズガンダムだ…どうだ?すごいだろう?」
サン「な…なんだよこれ…とても息苦しい…なんでこんな機体になったの…!?」
主任「我々もなり振り構っている場合ではなくなったということだ…」
サン「どうしたんだよみんな!おかしいよ!こんなのオレが求めてたガンダムじゃない!!」
メカニック「ガンダムはお前だけのものじゃない…乗ってみれば満足するだろう…乗れ」
サン「嫌だ!!オレはみんなで楽しみながら作ったガンダムが好きだったんだ!!」
サン「みんなで苦労して作り上げて、出来上がって、みんなで喜んだ時が1番幸せだったのに…」
メカニック「そりゃあ苦労はしたさ…乗ればこの機体のすばらしさがわかる…乗るんだ」
サン「みんなどうかしてる!優しかったみんなはどこへ行っちゃったんだよ!?」
主任「つべこべ言うな…これは命令だ。乗れ!!」
サン「い…嫌だ…放してよ…乗りたくない!!やめてよーーーーーーーーっ!!!!!」
主任「皆!!手を貸せ!!なんとしてでもコイツを乗せるんだ!!」
サン「いやだぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」


戦って。壊して。闘った。壊した。
でも、こんなの俺のしたい戦いじゃない。
メカニック「よくやったぞ、サン!」
容赦なく、慈悲なく、際限なく、潰した。
こんなの、俺の
ネオ栃木サポーター「流石だぜサンさん!」
……勝って、勝って、カッテ
こんなの
主任「どうだ? 最強だろう、ネオ栃木のガンダムは」
こん…な…

<ネオ下野新聞>
ネオ栃木GF代表チームはサン・フタアラの引退を発表した。
27連勝という前人未到の記録を作り上げたサンファイターは精神を病……


サン「……はっ!! はっ、はっ、は……ゆ、め……?」
サン「……よ、かった……」


ドウマン「不吉な風が吹いておるのう……喝ッ!」





チャオズ「わーっ!砂がいっぱい!!」
サンドヒル「なんだお前は…?」
チャオズ「ねえねえ砂風呂やってみてもいい!?」
サンドヒル「…勝手にしろ…」
チャオズ「わーい気持ちいいー………くかー」
サンドヒル「馬鹿馬鹿しい…放置するか…」
━━━━2時間後━━━━
チャオズ「うーん……って何やってんの!?」
チャオズカメラマン「ふっふっふ…いい絵を撮らせていただきましたぁ〜w」
チャオズ「ええっ!?」
チャオズカメラマン「来月のチャオズガンダム特集のメインはお前の砂風呂写真で決まりだな!」
チャオズ「えーーーーっ!!やだよそんなの!!!!!」
チャオズカメラマン「フハハハハ!残念ながら画像データは編集部に送信済みだぁ!!」
チャオズカメラマン「お前のマヌケ顔がネオ栃木中に出回るのだーーーーwww」
チャオズ「ふざけんなーっ!!待てコラーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

サンドヒル「…五月蝿い…早く帰れ…!」ビキビキ





ウェルチ「ようこそ。今日は紅茶の入れ方をお教えしましょう。まずはこうしてティーポットを高く…」
チャオズ「知ってる!こうやって高く持ち上げて注ぐんだよね!」
ウェルチ「で…出来る…っ!!」
チャオズ「中国4000年の歴史!」
ウェルチ「(貴方は中国人じゃないでしょう!)…次はワインのたしなみ方を葡萄ジュースで実践しましょう」
ウェルチ「ワイングラスを軽く回してワインの香りを楽しみ……ッ!!!?」
ウェルチ「(葡萄ジュースがグラスの中でもの凄い勢いで渦を巻いている!?これは一体…!?)」
チャオズ「超能力でジュースハリケーンの出来上がりー天まで昇れー」
ウェルチ「……………!!!!?」(口を開けながら硬直中)





マサジロウ(ダテ)「おや、お主はネオ栃木の…」
サン(チャオズ)「おす!チャオズガンダムファイター、サン・フタアラ、武道家です!!」
マサジロウ「これは威勢のいい坊やだのう…武道家か…ならば座禅を組んでみないかね?」
サン「え?座禅?いいけどなんで?」
マサジロウ「武道を極めた者ならば、僧に負けぬ精神の持ち主だと思うてのう…」
サン「おーし!やったろーじゃん!!」
━━━━6時間後━━━━
マサジロウ「未だ寸分の動き無し…なんという精神の持ち主だ…これは将来大物に…」
サン「・・・・・・・・・・・・・・」タラ〜… ←よだれ
マサジロウ「カアアアアアアアアアアァァァァァァァァッツ!!!!!!!!」
サン「あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」
マサジロウ「お主!!いつから寝ておったァーーーーーー!!!!?」
サン「わ…わがりまぜん………ヤバイ…肩がマジで…ヤバ…イ……」
チャオズスタッフ「サン!探したぞ!何やってるんだ!?あ、リュウタニさん、こんばんは!」
サン「(うわぁぁぁ…いつもはウザイけど今日は頼りになるぅ…助かった…)」
チャオズスタッフ「サン!喜べ!開発2部が苺狩りに行って、とちおとめを沢山送ってくれたぞ!今日の夕飯はイチゴタルトとイチゴジュースとイチゴパフェと創作料理イチゴおでんだ!!」
サン「(うげぇ!イチゴづくしじゃん…特におでんは食べたくない…死んでも嫌だーっ!!)」
サン「オレ…今日はここにいるからいい…(助けて!マサじーちゃん助けてーっ!!)」
チャオズスタッフ「何を言ってるんだ!お前の分がなくなっちゃうぞ!それゆけーっ!!」
サン「いいいいいいやああああああたすけてええええええええーーーーーーー」

マサジロウ「まるで本当の家族のようだ…微笑ましいのう…流石におでんは同情するが」





サン(蟹を顔面に装着して)「おい、デュエルしろよ」
カムイ「…なんだそれは?」
サン「か…かゆい!うわーめちゃくちゃかゆいいいいいい!!」
カムイ「痒くなるのは当たり前だ。そんな馬鹿なことをする奴は初めて見たぞ」
サン「顔を洗ってもかゆいの止まらないーうわーん」
カムイ「…お前、何をしにここに来たのだ?」
サン「!そうだ!ネオ北海道を堪能しに来たんだ!カムイにーちゃん、なんか面白いのない?」
カムイ「…それならばアイヌの歴史を勉強出来る所が…」
サン「イヌ!?犬ぞり!犬をモフモフしたいー!もっふもふもっふもふー」
カムイ「(…コイツには何を言っても無駄な気がするな…)俺は帰らせてもらう…名物なら沢山あるから楽しんでこい」
サン「え!ちょっと待ってよー!ホントはカムイにーちゃんと遊びたくて来たんだよ!待ってー!!」
カムイ「生憎お前に構っている暇は無い。特訓をするのなら話は別だが」
サン「やる!!カムイにーちゃんと手合わせ出来るなんて嬉しい!!」
カムイ「…そうか…ならば行くぞ…」

カムイ「くっ…!戦闘に入るとまるで別人だ…!俺が押されるだと…!?」
サン「ハァッ!!…隙有り!!これで終わりだッ!!!!!」
カムイ「…だが、ツメが甘い!!」
サン「ぐあぁっ!!・・・・・・・・うーん…やっぱりカムイにーちゃんはスゴイや…」
カムイ「いや、俺も勉強になった。お礼にアイヌ料理を馳走してやる」
サン「ラーメン!?うわーいラーメンーららららららぁーめんーーーーーーー」
カムイ「(コイツとまともに会話するには常に戦闘をしなければ駄目だということか…)」





試合会場廊下にて
キョウイチ(サイキョウ)「今日も天気が爽やか! 足取り軽〜い」
ダダダダダ
ピトッ
キョウイチ「お前は…」
マブイ(シーサー)「誰かと思えばラッキーだけで勝ちのこった大和人じゃねえか」
キョウイチ「なんだと、てめえ」
マブイ「いいぜ。やんのか? 来いよ」
キョウコ「お兄ちゃ〜ん。ってあれ」
キョウイチ「キョウコ。下がってろ」
シーサー「妹…か」
キョウイチ「だったら何だよ?」
シーサー「…」
トコトコ
キョウイチ「お、おい」
シーサー「悪かったな…」
トコトコトコトコ
キョウイチ「何だよ。あいつ」

ドドドド!

ドウマン「ぶるぁぁぁぁ! 喧嘩してる奴は何・処・じゃぁぁぁ!」





ミカン(ミカン・ブルターク)「よう。久しぶりだな、海賊の。」
ナルト(トラザメ)「てめえは・・・県間戦争の時の男か。」
ミカン「あの時いいそびれた礼を言おうと思ってな。四国が本州からの侵略を撃退できたのはお前のおかげだ。」
ナルト「アッガイに乗って敵のガンダムを次々と撃墜した伝説の男に言われるとはうれしいねえ。」
ミカン「ガンダムの性能に過信しているやつらなど敵ではないさ。」

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