本スレのSS・9スレ目その3<GF決勝大会開会式>

それでは皆さんお待たせしました!
ただ今より、全国大会開会式を始めます!

ミカン「くっそおおー。俺も出たかったなあー。」
ネーブル「ああ、俺もだ。」
オバマ「お前らじゃ無理。」
ミカン&ネーブル「お前に言われたくねえよ!!」

まずは出場する8機のガンダムの入場です!


おぉっと、いきなり会場に砂塵の竜巻が発生!その中から飛び出したのは…
地中戦の達人!!俺の砂を破る者はいない!
まずは敗者復活西日本大会優勝 ネオ鳥取代表のガンダムサンドヒルの登場だーッ!
ファイターは名前通りのクールガイ!ガイ・アラシです!

ミカン「サンドヒルか。あいつが負けるところが想像できねえ・・・」
ネーブル「でも一回負けてるよな」

ミック(ネズミー)「いよいよだネ! いよいよ始まるみたいダ!」
ガイ(サンドヒル)「貴様は出られんだろうが……」
ミック「そうだけどサ、でも楽しみではあるよネ。なんたって……ねぇ?」
???「ええ、このガンダムファイトは全て皆様方のご協力のお陰ですので」
ガイ「貴様……」
???「ガイ先生にミック先生、どうも」
ミック「いよいよ決勝戦! さあ盛り上がってキタキタ!」
???「はい、私もとても楽しみですよ。して、我等がイズモガンダムのイザナミ先生は?」
ガイ「知らねぇな」
???「これは困りました。これから私達に協力してくださる方々をご紹介させていただこうかと思っていたのですが」
ミック「お、ダレダレ?」
???「はい、それは……此方の方々です」
ミカサ「くくっ……」
ウォシュレット「ヒャハハハ! 初めましてだな!」
???「まだまだ他にもおられるのですが、まずは彼らだけでもと想いまして」
ガイ「ふん……こいつらか」
ミック「おお! 楽しくなりそうダ!」
???「はい、私もそう思いますよ。……ねえ、イザナミ先生?」


どこからともなく場内に響き渡る馬の足音…
天下一の傾奇者は格闘技でも天下無双なのだ!!
中部大会優勝のネオ石川代表、御存知カブキガンダムが愛馬・サブフライトシステムの「マツカゼ」に跨がり颯爽と登場だーッ!
ファイターは今大会ただ二人の全勝ファイターの内の一人、粋な漢のカキョウ・マエダーッ!

ミカン「うおおお!あの野郎イカしてるぜ。」
ネーブル「粋だねえ。」

アカギ(ダルマー)「よぅし、明日の仕込みまで終わった!観戦、観戦!」
ハルナ(ダルマー嫁)「マエダさん良い男だねぇ…」
アカギ「か、母ちゃん!!」


続いて会場に姿を現したのは……
最終兵器「エペタム」を引っ提げ、現代に甦ったアイヌの英雄!!
東北大会優勝 ネオ北海道代表のシャクシャインガンダムだァーーーー!!!!
ファイターは氷の冷静さと炎の闘志を併せ持つ青年、カムイ!!

観客「うおおおおおおおおおおおお!」

チャオズスタッフ「よし!チャオズガンダムで乱闘だ!行ってこい!!」
チャオズ「誰が行くかああああーーー!!!!!」
トキサダ「じゃあ私も乱入…」
教団員1「やめて下さい」
教団員2「全敗どんまいです」

マブイ「カムイ…」

ミカン「北海道のか・・・。ありゃそうとうやるな。」
ネーブル「俺ほどじゃないけどな」
オバマ「無理。」


なんと、今度は会場全体が眩しい光に包まれた!この光の中に映るあのシルエットは……!?
お前達が何をしようと私の手の平の上にすぎない!!やはり近畿大会優勝 ネオ奈良代表のニョライガンダムだーッ!
ファイターはもう一人の全勝ファイター!その正体は麗しき大和撫子、ミロク・イカルガだァッ!

アスカ「姉様ぁ〜〜!!」
クレハ(甲賀式)「ミロク……私の分まで頼む……!」

ミカン「けっ派手な野郎だな。」
ネーブル「野郎じゃないみたいだよ。」
ミカン「何っ!?しかも美人じゃねえか!?応援するぜ!!」


観客席からネオ沖縄の方々の大声援が会場中に響き渡るッ!
これが琉球空手の完成形!!九州大会優勝 ネオ沖縄代表、格闘戦の王者シーサーガンダムの登場だーーーーッ!
ファイターは神との交信を許された唯一の男!琉球王国を統一したという帝を遠い先祖に持つ青年、マブイッ!

マブイ「(ククル…見ていてくれ)」

ミカン「沖縄か・・・あそこにも柑橘類があったな。」
ネーブル「あのすっぱいやつか」


続いて入場してきたのは今大会一の強運の持ち主!
名前の由来は埼京線だがケンカでも俺は最強だ!!
敗者復活東日本大会優勝 ネオ埼玉代表、十万石の鉄拳 サイキョウガンダムゥーッ!
ファイターはあのキョウイチ・サイトウの息子で、妹思いのお兄ちゃん!もうダサいとは言わせない、ラッキーと根性が持ち味のキョウシロウ・サイトウッ!!!

キョウコ「お兄ちゃん!しっかりね!!」

ネーブル「サイキョウか・・・ちょいと他のと比べると見劣りするな。」
ミカン「だからこそ侮れねえ。ああいうやつは意外とやるもんさ」

ユーリ(ウェルチ)「キョシロウ、私達の特訓の成果を今こそ見せる時ですよ……」
キト(メディカル)「私達の分まで存分に戦ってください」
キバ(ナマハゲ)「負けたら思いっきりぶん殴ってやるから気合入れてけ!!」

ミカン「ダっせえぞサイキョウーーーーーーwwwwww」
ネーブル「やめろよ恥ずかしい」


花火が打ち上がり星型に広がるッ!
機動力なら絶対に敗けん!!関東大会優勝 ネオ神奈川代表のガンダムベイスターの登場だーッ!!
ファイターは皆さん御存知のあの元プロ野球選手!日本が生んだ大スター、いや、大魔神!!
ネオアメリカ帰りのマコト・ササキーッ!!

ミカン「ネオアメリカ・・・?あのオレンジ輸入大国か・・・!!」
ネーブル「恐ろしいやつだ・・・」

アオバ(伊賀式)「水の一滴……見切れるか見せてもらうぞ、マコト・ササキ……!」

オバマ「こいつはできそう。アメリカ帰りは侮れねぇぜ」


そして最後に入場するは
機体経歴一切不明!!中国四国大会優勝 不気味な空気を纏ったネオ島根代表イズモガンダムッ!!!
ファイターもこれまた経歴一切不明!!正体は一体誰なんだ!?
謎の仮面ファイター、イザナミ!!

???「ようやくですか。イザナミ先生、貴方の実力を見せていただきますよ? ふふふっ……」

観客「ヒューヒュー!」

ミカン「あの野郎か。サンドヒルを倒した機体ってのは」
ネーブル「何者なんだ・・・?」

エチゴ「大佐。この大会・・・俺に何か隠し事をしてないか?」
大佐「・・・・・・」
エチゴ「大佐!」

ナニワ「ビールいかがっすかー!大会公式パンフレットもまだありまっせー!」

ミカン「おっ、いいねーやっぱりこういうときは冷凍ミカンとビールだよなw」
ネーブル「野球観戦かよ」

観客「おっちゃんこっちにビールね!! 」

トキサダ「私にも飲み物をよこすのじゃ!」
教団員1「はい、ジュース」
トキサダ「…(´ω`)」
教団員2「どんまいです」

サン(チャオズ)「俺も何か飲みたいー」
チャオズスタッフ「まだとちおとめ100%ジュース残ってるぞ?」
サン「もう…いや…当分イチゴは見たくない…うぅ…」

子供A「またおにぃがアホな事してる〜!」
子供B「警備員さんはやくきてぇ〜!」
子供C「まったく、おにぃは体張るんやから……んもう」

ミカン「なるほど。優勝した機体がネーブルをサンドバッグにするわけか」
ネーブル「なんでそうなるんだよ」

ミロク(ニョライ)「始まるんか……」
イザナミ(イズモ)「ああ、その通りだ」
ミロク「っ!」
イザナミ「昇ってこれるか、ミロク?」
ミロク「言われなくても……!」
イザナミ「ああ、そうしてくれ。昇れずとも、お前の姿を見るだけでも些事の余興になるからな」
ミロク「くっ……!」


以上で開会式を終わります。

パチパチパチパチ

ウドン「この熱く沸き上がった覇気!旨そうな試合が見れそうだ!」

ユキエ(アイヌの少女)「カムイ…勝って早くネオ北海道に帰ろう…。皆待ってるよ…」

アスカ(ニョライメカニック)「姉様、勝てるかな……」
クレハ(甲賀式)「信じていないのか、ミロクを?」
アスカ「信じてるに決まっとるよ! でも……」
クレハ「?」
アスカ「この前から姉様おかしくてさ……何だか遠いところに行っちゃいそうな……そんな嫌な感じがすんねん」
クレハ「……大丈夫だ。ミロクは何処にも行かないし、私の分まで勝ち上がってくれるさ」
アスカ「うん……そうやよね。姉様なら……」

おっちゃん「親場慣れして少し寂しいが…頑張れよマブイ」

ドウマン「頑張れよぉ! トキサダ」
トキサダ「何がじゃ!」

マサジロウ(ダテ)「カムイよ…無論勝利も大切じゃが、己の信ずるものを見失うなよ…」

カイ「………」
EG『俺もいつかあの舞台に…か?』
カイ「ちっ、違ぇよ!…ったく…」

マサジロウ「この試合には何やら不穏な風が吹いておるのう…」
ドウマン「お前も感じるかぁ、翁よ…」
マサジロウ「これは県間戦争…いや、あるいはもっと昔から…」
ドウマン「ワシの周りに渦巻く怨霊達の時代からやもしれぬ…」
マサジロウ「何事も無いことを祈るが……」
ドウマン「それはさすがに愚かと言うもの」
マサジロウ「じゃろうな……」

inserted by FC2 system