本スレのSS・12スレ目

ミロク(ニョライ)「クレハ……」
クレハ(甲賀式)「まさか、お前がアイツと当たるとは……」
ミロク「ええ、そうみたいやね」
クレハ「気をつけてくれミロク。奴は桁外れに強かった……まるで羽虫のように私は……!」
ミロク「ええ、分かってる。あのファイターは並やない。だからこそ私も……」
アスカ「姉様……」
ミロク「アスカ、頼めるな? ニルヴァーナモードの調整」
アスカ「そんな! でも、あれは姉様の戦闘スタイルと全然違う調整で!」
ミロク「でも、そこまでせんと倒せない相手なの。分かってくれるな?」
アスカ「姉様……」
クレハ「ニルヴァーナ? 涅槃という意味だが……ミロク、どういうことだ」
ミロク「ただ、私も本気にならなアカンということよ。傍観者やなくて、本当に拳を交えるファイターとして……な」
クレハ「分かった。私は何も聞かないよ。だが、これだけは約束はしてくれ」
ミロク「?」
クレハ「頼む、私の勝てなかった分まで……勝ってくれ!」
ミロク「クレハ……! ええ、その約束果たさせてもらいます!」





ナダレ(アルプス)「始まったわねユーリ…」
ユーリ(ウェルチ)「姉さん、いらしたのですか」
ナダレ「ねえユーリ、貴方が特訓に付き合った機体はあれなの?」
ユーリ「ええ、サイキョウガンダムです!」
ナダレ「しかし見る限りあのブロックの参加機体の中ではいささか地味でなくて?」
ユーリ「甘くみてはなりません…厳しい修行だけでなくファイターのキョウシロウ、彼には限り無い力を感じます。優勝も十分狙えるでしょう!」
ナダレ「あら…優勝するのはカブキガンダムでなくて?私は彼と闘い感じました…本物の闘志の心を…」

ナニワ「おっ!お二人さんもビールいかがっすかー?冷えてまっせー!」





-開会式にて-

キョウコ(サイキョウ妹)「サン君、となり空いてる?」
サン(チャオズ)「あ!キョウシロウにーちゃんの!」
キョウコ「この前は餃子ごちそうしてくれてありがとね」
サン「気にするなって!なんかキョウシロウにーちゃん見てると放っておけなくてさ」
キョウコ「クスクス。なんだか私達似てるところがあるかも」
サン「同じ関東だし!応援してるよー!」
キョウコ「うん!ありがとう!(なんだかサン君といると落ち着くな・・・)





レン(オンセン)「今日は飲むぞー!おう上野の!旦那はどうした?」
ハルナ(ダルマー嫁)「あっちで大阪の人と飲んでるわよ。全く、大阪の人まだ仕事中なのに…」
レン「じゃあこっちも呑ろうか!ホラ、閻魔。」
ハルナ「ふふ、アタシも持ってきたわよ、本格芋焼酎・達磨!」
レン「よっ、流石だねぇ!」
ハルナ「はい、シャヴィエルさんにはコレ。」
シャヴィエル「おぉ…これはネオグリーン牧場の牛乳アイス!かたじけない…。」





病室

ミナミ(めんこい)「失礼します」
キト(メディカル)「君は確かめんこいガンダムの…私の怪我なら特に介抱する必要はない。君は会場へ…」
ミナミ「承知です。勘違いしないでください、会場は騒がしくて落ち着かないのでここで中継を見に来たんですので。」
キト「そうか…」
ミナミ「それに今はいつもお見舞いに来ている皆さんもいませんし…」
キト「はは、私も子供じゃないんだ。寂しがってなど…」
ミナミ「べっ…別にそんな訳ではなくて…!静かに見れそうだと思ったんです!」





ユキエ(アイヌの少女)「あ…」
キョウコ(サイキョウ妹)「あれ?あなたは確か…シャクシャインガンダムのサポーターだよね?」
ユキエ「はい…あなたはサイキョウガンダムのファイターさんの妹さん…ですね…」
キョウコ「あはは、こうして敵側のサポーターに会うのは初めてだけど…なんか不思議な気分だな」
ユキエ「…?」
キョウコ「お兄ちゃんがそういう舞台に立ってるって実感があるからさ」
ユキエ「そう…ですか…」
キョウコ「うん、今までのダメダメお兄ちゃんがまさか全国で八人のうちに入るなんて思わなかったからね…」
キョウコ「お父さんもきっと天国でおおはしゃぎしてると思う」
ユキエ「…キョウコさんは…お兄さんの成長が嬉しいんですね…」
キョウコ「うん!今まで面倒見てきた甲斐があったよ!…ユキエちゃんもそうじゃないの?」
ユキエ「私は…なんだか戦ってるカムイを見ると…どこか遠くに行っちゃう気がして…」
ユキエ「もう前みたいに皆で暮らすことができなくなるんじゃないか…って…」
ユキエ「カムイには頑張ってほしいけど…複雑なんです…」
キョウコ「ふーん…でもきっと大丈夫だよ!」
キョウコ「カムイさん、見るからに責任感強そうだもん!ユキエちゃんたちを置いてくなんてこと、絶対ないよ!」
ユキエ「そう…、そうですよね」
ユキエ「ありがとうごさいます。キョウコさん」
キョウコ「ふふ…決勝戦で当たるといいね!シャクシャインガンダムとサイキョウガンダム!」
ユキエ「はい!」





アスカ「調子のほうはどうですか?」
マコト「ああ……ばっちりだ。今は水の落ちる一滴まで見える気がするぜ。」
アスカ「それは何より。ところで明鏡止水を手に入れるためにしては甲賀の忍者にずいぶんと仲がよろしくなって……」
マコト「か、カオガコワイデスヨアスカサン。」
アスカ「誰のせいですかああああああああああああああ。」

クレハ「今は出てきづらいですね。」





キョウシロウ「ヘヘッ!同じ相手に2度やられたんじゃぁ、死んだ親父に顔向けできねぇからな!」
キョウシロウ「ハヤト!お前の分・・・まで頑張るから・・・よ・・・」

バタッ!

キョウコ「お兄ちゃん!!大丈夫!?」
キョウシロウ「・・・zzz・・・zzz」
キョウコ「はぁ・・・妹の気もしらないでのんきな兄貴ねぇ。」

ミカン「・・・・・」
ネーブル「・・・ドンマイ」


ナニワ「よーやったサイキョウ!祝い酒なら安くしときまっせ!」
ユーリ「おめでとう…修行の成果が出ましたね!」
ナダレ「なるほど…ユーリが見込んだだけのことはありそうですわ」
ナマハゲ「今夜は宴だ!鍋用意しとくぜ!」
メディカル「まったく気が早いな…今日は早めに休むんだ。疲れてるだろう」
ダンノウラ「ぶるぁぁぁぁ!まさに漢だ!」
妹「お兄ちゃん!頑張ったね!」

サイキョウ「お…お前ら…」


キョウシロウ(サイキョウ)「最強ッ!最強ッ!最強ッ!キョウシロウ・サイトウ最強ッ!」
キョウシロウ「イェーイ!!この調子でカムイもマブイも砂野郎も皆やっつけてやるぜーっ!!」
キョウシロウ「んで、名実共に最強になった俺の元にはカワイコちゃんたちが我先にと…ウヒヒ…」

バキッ!!

キバ(ナマハゲ)「調子に乗るんじゃあねえッ!!」
キョウシロウ「あだだだ…いいじゃねぇかよぉ…。今日ぐらいは…」
キバ「やかましい!!そうやって油断してて大負けするのが目に見えらぁ!!」
キバ「来い!俺が兜の緒を締め上げてやる!!」
キョウシロウ「ちょっ…!勘弁してくれえ!!頭が砕けちまうッ!!」

ユーリ(ウェルチ)「…やれやれ…とても同一人物とは思えませんね」
キト(メディカル)「ハハハ…それが彼の良いところでもありますよ」
キョウコ(サイキョウ妹)「今日は本当にカッコイイな…って思ったんだけど…」


キバ「うるぁああああ!!」
キョウシロウ「ぎゃああああああああッ!!」





マコト(ベイスター)「悪ぃ…………負けちまったよ」
アスカ「ううん、良いよ。県の代表で頑張って、ここまで来たんだから」
マコト「でもさ……んむっ!?」
アスカ「良いの。マコトは勝ったんだから」
マコト「勝負に負けて恋でビクトリーってか……ははっ」





???「このままではまずいな・・・何か手を打たねば・・・」
???「私が何とかしてやろう」
???「おまえはっ!?」

オバマ「私ならできる。」


イズモ「くっ!最下位だと?・・・」
???「ふふふ・・・まさかあなたがビリだとは・・予想しませんでしたよ」
イズモ「お、おまえは!?」
オバマ「どうでしょう・・協力しませんか?私と」

???「・・・キサマはもう負けているのではないか?」
オバマ「そんなものはどうとでもなる。あなた方の手段は実によかった。自己修復装置でイズモの中に眠っていたDG細胞を呼び起こすとは恐れ入った。」
オバマ「しかし負けてもらっちゃあ困る!!!我々がいくら投資したと思っている!!?今までお前たちにまかせっきりだったのがいけなかった!!」
???「・・・(こいつ!)」
オバマ「次の作戦はわたしが指揮させてもらおう」

ネズミー「ハハッこれは面白い展開になってきたねw」
オバマ「キサマも我々の同志なら何か働いたらどうだ?」

ミカン「(これは・・・マズイ話を・・・)」
ネーブル「(聞いちゃったみたいだね・・・)」

ネズミー「そうだねえ。じゃあ・・・そこでコソコソ盗み聞きしてるネズミでも駆除してやるよ!!」

ミカン「しまった!!見つかった!?」
ネーブル「ミカン!!逃げろ!!このことをみんなに伝えるんだ!!」

イザナミ(イズモ)「煩わしい小蟲か……」
ミカン(ミカン)「くっ!」
キイノスケ(ネーブル)「うおっ!」
ミック(ネズミー)「ほらほら、負けちゃったんだし、パーっとやってくれるぐらい頼むヨ!」
イザナミ「それも仕方なしか……成仏せい」

ドウマン「まてぇぇい!」
イザナミ「なにやつ!」
ネズミ「またネズミがきたよ!」
ドウマン「己ぇ…悪しものどもめぇ…此でも喰らえ! 破ァァ!」
イザナミ「ぶるぁぁぁぁ」
ネズミ「ぶるぁぁぁぁ」
ミカン「そう悲鳴をあげて二人は消え去った。やっぱり陰陽士って凄い」

イザナミ(イズモ)「怨霊か……良い、我と舞うに値すると認識した」
ドウマン「ぬぁらば、闘ってみるか!」
イザナミ「ああ、舞おうぞ。良く舞え、美しく、魅せよ」

イザナミ(イズモ)「八百万・散舞」
ドウマン(ダンノウラ)「小童が! ぬぁめるな!」
イザナミ「良い、良く舞う灯火だ。もっとも、ただ囁くだけでは我は討てぬぞ?」
ドウマン「うぉのれい! 我が陰陽術を囁きと言うか!」
イザナミ「そこの小蟲二匹のために良くやると褒めているだろう? さあ、もっと舞え」
ドウマン「ぶるぅぅぅぅぅうあああああ!」
イザナミ「逝くぞ……神手壱式【殲】」





ネズミー「ははっ!決勝大会だとかであんなにはしゃいじゃって、勝つことに意味のない大会なのにね」
オバマ「浮かれていられるのもいまのうちってやつだ。」
ネズミー「ははっ!それにしてもすごいよ!この細胞!どんどんなじんでくるよ!」
オバマ「この力さえあれば計画も簡単にいける!まさにあの方のおかげだ」

ネズミー「君もどうだい、ガイ?これすごいよ!ハハッ!」
ガイ「くだらねえ…」
オバマ「何ッ!?」
ガイ「奴らを叩き潰すのにそんなものは必要じゃねえってんだよ…」
ネズミー「ハハッ!強がりだねえ!負けたらどう言い訳する気だい?」
ガイ「フン…」

シュンッ!

オバマ「協調性のない奴だ…。邪魔ではないのか?」
ネズミー「所詮彼はメーターさ!好きにさせておいてあげなよ、ハハッ!」





ミロク(ニョライ)「イザナミ!!」
イザナミ(イズモ)「ほう……ミロクか。どうした?」
ミロク「何故手を抜いた! あの戦い……貴方は本気やなかった!」
イザナミ「礼を失しては他のファイター達への侮辱となる。戦った、我は真面目にな」
ミロク「ならば……!」
イザナミ「言っただろう、ミロク。これは全て我にとって些事。つまらぬ児戯よ」
ミロク「っ!?」
イザナミ「見よ、ミロク。この国はどうした? 日いづる土地などどこにもなし。肥沃な土地を傷つけたのは誰だ?  絶え逝く命を生んだのは誰だ? 泣き叫ぶ子らを生んだのは誰だ? 分かるだろう、この意味を」
ミロク「それは……!」
イザナミ「全てがドス汚れている。全てが腐れきっている。この行く先も全てだ。だから我が【滅】するのだ」
ミロク「なっ……!」
イザナミ「人々は気づかぬままこの闘技に酔いしれるだろう。裏に潜むを知らず、表の輝かしきに見惚れてな」
ミロク「イザナ……いえ、兄様。貴方はいったい……!」
イザナミ「全てを見届けよ、ミロク。その先に我はおる……」
ミロク「兄様!! 待ちなさい!」
イザナミ「さらばだ、全てが終わる時までな……」





???「イザナミ先生、貴方には失望しましたよ! よもや、あんな雑魚に負けるとは!」
イザナミ(イズモ)「雑魚か……ははっ、あのような雑魚ならば釣り甲斐もあるだろう?」
ウォシュレット「てめえ! すかした顔で毎度毎度……!」
ミカサ「ここで生身の貴様を殺す事などすぐだぞ!」
イザナミ「ほう? だそうだが?」
ガイ(サンドヒル)「…………」
イザナミ(利用されている振りか……まあ良い)
???「先生、果たしてこの始末どうつけて頂けるか聞きたいものですな」
イザナミ「下らぬな。貴様等の謀、我が負けた程度で揺るぐのか? だとすれば実に脆弱なものよ」
???「言ってくれますな……! ならば、相応の……むっ!?」

警備1「へぐばっ!」
警備2「ごばぁ!」
警備3「ぐぼえ!」

イザナミ「神手――【羅】。触れれば美事弾ける壱手なり」
???「なんと……!」
イザナミ「キサマの謀にはまだ付き合うてやるよ。我にもすべき事はあるのだからな。我の理想に惚れたのだろう?」
???「くっ……!」





お嬢「テツぅーっ!」
テツ「どしたいお嬢」
お嬢「ネオ広島の上層部の人達が…あの人達が…!」
テツ「奴らがどないした」
お嬢「メイプルに搭載されるはずだった核兵器計画を再び始動させてるみたいなの!」
テツ「んじゃとお!?ありゃワシが止めたはずやぞ!」
お嬢「なんだかネオ広島とは別の何かと関係してるみたい…」
テツ「アホウどもが…安心しい!ワシがなんとしても止めたるけんのお!」


スルガ(ギョクロ)「お前さん…最近そこらで何か嗅ぎまわってるらしいじゃないか」
テツ(メイプル)「お前は…静岡の。(ミカングループにハブられたんか…?)お前とは中々いいコンビじゃったの」
スルガ「あんたが関わろうとしてること、相当やばいらしいぜ」
テツ「うるせえ、ワシが止めねばいけんのよ……危ないってんならワシとは関わらん方がええ」
スルガ「そういうなよ、俺はお前さんのことが結構気に入ってるんだ。協力するぜ……で、どういうわけだい」
テツ「核じゃ、しかもエネルギー利用とは違う、核兵器じゃ」
スルガ「あんたんとこのメイプルガンダム、核使ってなかったか?」
テツ「それをエネルギー利用までで留めたのがワシというわけよ。ところがどっこい今になってネオ広島の奴ら…」
スルガ「ふぅん、核ねぇ……ネオ福井のオバマガンダム、ありゃ核積んでるって話だぜ」
テツ「奴のは核とは名前だけじゃ。実際はただのでかいミサイルってとこだろうが、あれがネオ広島に撃ちこまれた爆弾のデータと組み合わさったら…」
スルガ「ネオ福井のファイター、とっちめるかい?」
テツ「それがわからん。奴は近頃どこにも姿を現さんらしい」
スルガ「へぇ、そいつは……で、お手上げかい?」
テツ「ところが怪しい奴はまだいる」
スルガ「それは?」
テツ「ワシとお前が一緒に戦った時の戦い、ありゃおかしくなかったか。3対2じゃぞ?いくら相手が優勝機体とは言え、他にあんな戦いは行われとらん」
スルガ「そういや確かに、ありゃなんだか向こうの力を計らせられてるような気がしたねぇ」
テツ「つまり、お前とワシに声をかけてきたあいつ、あのネズミ野郎が怪しいとワシゃ睨んどる」
スルガ「確かにあいつは怪しい。見た目から何から全部怪しい。……ようし、じゃあ一丁ネズミをいぶり出しに行こうかい!」
テツ「お前……すまんな」
スルガ「なあに、いいってことよ。俺だってネオジャパンの平和って奴は、守られといて欲しいもんだからな…」

エチゴ「大佐…今の話聞いたか」
大佐「どうやらあたりのようだな」





ヒバ(ネブタ)「・・・もう少し右か・・・よく狙い・・・撃つ!」

ピシュン

ヒバ「ふぅ・・・なんとか命中ってところか」
エチゴ(コシヒカリ)「そう謙遜するな。お前さんの射撃は一流だ」
ヒバ「お前は・・・ネオ新潟の・・・・」
エチゴ「お前さんのその射撃能力を見込んで頼みたいんだが・・・俺たちに力を貸してくれないか?」
ヒバ「いまいち話が見えないな。どういう意味だ?」
エチゴ「まあ、簡単に言えば正義のヒーローにならないかってことだ」
ヒバ「ふむ、よくわからんが面白そうってことだけはなんとなくわかった。よし、力を貸そう」
エチゴ「感謝する。それじゃあ支度をしてこの店に来てくれ」
ヒバ「おむすびの里・・・お前の店か?」
エチゴ「そんなところだ。待ってるぞ」
ヒバ「ああ」





キト「さて・・・・」
ミナミ「ちょっと!どこに行くの?!」
キト「あれを見てはじっとしていられないでしょう?」

キト「DG細胞を知っていますか?」
ミナミ「?」
キト「記録によればかつてのDG細胞の持つ能力は3つ、自己修復・自己増殖・自己進化」キト「そして私の反魂丹が奪われた」
ミナミ「何が言いたいの・・・?」





おっちゃん「マエダさん。勝ったけど会いに行かないのか?」
マブイ「充分見せて、いや…魅せてもらった」
テクテクテク
マブイ「ここからは俺の戦いだ」
おっちゃん「何処行く?」
マブイ「ククル(妹)の所に…」
おっちゃん「おじさんも墓参りに行こうねぇ」
マブイ「二人っきりが良い。今度にしてくれ」
おっちゃん「なぁ。マブイ」
マブイ「おっちゃんは辛くないのか? おじぃとおばぁと娘を失って」
おっちゃん「父母、妻と娘と失ってきたが辛くはない。本当に辛いのはな…お前を失う事さ」
マブイ「……そうかよ…行ってくる」

………
……

マブイ「大和もこんなに暖かかったんだな…」


マブイ(シーサー)「ククル・・・にーにーがんばってくるからな」
トコトコトコ
ユキエ(北海道サポーター)「あ・・・」
マブイ「確か・・・カムイの」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
マブイ「そう! それでおっちゃん、泡盛飲んでぶったおれてやんの!」
ユキエ「・・・そうなんですか(こんなに喋る人だったんだ)」
マブイ「さて、そろそろ行くかな。付き合ってくれて礼を言うぜ」
ユキエ「いえ・・・」
マブイ「生きていればあいつの友達になれたかもしれないな・・・」
ユキエ「え・・・?」
トコトコ
カムイ「・・・・・・・」
マブイ「カムイ・・・」
マブイ「少し兄貴借りるぜ」
ユキエ「え、あ・・・はい(妹じゃないけど)」



マブイ「今思うと、こうやってゆっくり話す機会はなかったな」
カムイ「そうだな・・・」
マブイ「ネズミに負けたのを覚えてるよな・・・お前強くなったらしいな。見ればわかるぜ」
カムイ「・・・お前もな」

カムイ「・・・お前とならエペタムを楽に制御できるだろうな」
マブイ「へっ・・・当たり前だ」

マブイ「今日、同じリーグだな。ずっと同じ民族であるお前を追いかけてきた。だが、今はアイヌもヤマトもリュウキュウも関係ない・・・ネオ北海道のお前と勝負がしたい」
カムイ「・・・・・・」
マブイ「もちろん、負けるつもりはないがな」
カムイ「・・・俺もだ」

マブイ&カムイ「だが・・・」

マブイ「決勝で戦おうぜ」
カムイ「・・・決勝で戦おう」

アスカ「なに見てるの〜」
ミロク「ん〜・・・青春かな」





〜ネオ香川〜
???A 「例の物は出来たか?」
???B 「素晴らしい出来です、後はドンベエ・サヌキを消すのみですね。」
???A 「クックックッ…ウドンガンダム如きでは勝てんよ」
???B 「そして、ネオ香川の優勝も確実ですね…」
???AB 「フフフ…フハハハハ…」

ウドン 「さーて、帰ってうどんでも打つか!…その前に」
??? 「気付かれてましたか…」
ウドン 「何か用かい?こちとら急いでんだが」
??? 「ウドンガンダムではこの先勝てない、つまりあなたはここで消えてもらいます。」
ウドン 「へっしゃらくせえ!かかってこいや!ガンダァームッ」
??? 「出よ、カッスイガンダム!」
ウドン 「先手必勝や!」

ウドン 「ウドンウィップ!」シュルル
カッスイ 「……」シュルルルグッ
ウドン 「このまま叩いて刻んでうどんの薬味にしてやる!」ダダッ
カッスイ 「相変わらず馬鹿ですねお前は!敵の能力も知らずに突っ込むとは!」
ウドン 「ああ!?動けねえ癖に見栄貼ってんじゃ…な、何!?ウドンウィップが…」パララ…
カッスイ 「だから弱いと言うのです、これで分かったでしょう」
ウドン 「まだ終わってねえぞ!何勝ち誇ってやがる!」ジャキン!
カッスイ 「ならば我がカッスイガンダムの能力、身を持って知って頂きます。」

ウドン (どうも怪しいな…アイツまるで無防備じゃねえか?)
ウドン 「まあいい、やられる前に殺る!」ビュッ
カッスイ 「愚かですね…」ガッ
ウドン 「受け止めるのが精一杯じゃねーか、そんなんじゃウドンガンダムは倒せねえぞ!」
カッスイ 「残念ですが、今私の勝ちが確定した。」
ウドン 「…何だと?う、動けねえ!?」
カッスイ 「これが、カッスイの能力です。触れた物を枯らすが如く破壊する、無論それはどんどん武器からボディに進んでいく。」
ウドン 「システムがヤられたか…」ガクン
カッスイ 「早めにMFを辞退して下されば生かしておきます、どうか早めに辞めることを願います。ではこれで」ガキョンガキョン
ウドン (…俺は、弱い…な)





サン(チャオズ)「マブイにーちゃんこんちわ!!」
マブイ(シーサー)「大和人か…失せろ…」
サン「大和人?違うよオレは日本人だよー」
マブイ「それが大和人だ!!お前に話すことは何も無い!さっさと帰れ!!」
サン「ぶー。なにそれわかんない!大体なんでいつも眉間にしわよせてるの?」
マブイ「…五月蝿い…」
サン「そんな怖そうな顔してないで笑おうよ!笑うと健康にいいんだよー」
マブイ「放っておいてくれ…」
サン「…………………くらえ必殺!くすぐり攻撃ーーーーーーーー!!!!!」
マブイ「はっ…放せ!!聞こえないのか!?…く…は…ははっ…!」
サン「あー!笑った!!マブイにーちゃんが笑ったー!!」
マブイ「違う!くすぐられたから思わず声が出ただけだ!!」
サン「へー。ふーん。そーう。どうしても認めないなら…」ニマァ〜
サン「思いっきりくすぐりまくって死ぬ程笑わせてやるもんねー!!うりゃーーーーっ!!」
マブイ「やめろ!!この大和…は…ははは…やめ…ははははは…!!」
サン「マブイにーちゃんが参ったって言うまでーオレはくすぐるのをやめないー」

おっちゃん「この子に任せるのもいいかもしれないなぁ…これは傑作だ。ははは」





〜VSデビルガンダムヘッド〜
カムイ「………来い…!」
ベイスター「クラッシュしてやるぜ!!」
サイキョウ「ぎゃあああ!俺は蛇系苦手なんだよ!」
カブキ「大蛇退治の大傾奇といくかぁ!!」
ニョライ「兄さん…!止めてみせる…!」
サンドヒル「フン…来やがれ、叩き潰してやる…」
シーサー「俺はネオ沖縄を…いや、ネオ日本を守るッ!!」
Eg250「クソッ!やるしかないなら…やってやる!」
ナマハゲ「時間稼ぎは俺たちに任せろ!!」
アルプス「参りましょう、皆さん!」

イザナミ(イズモ)「甘い、甘すぎるな。所詮戯言ばかり、貴様等の守ろうとするこの国に一片の価値なし! 人など無用!」
ミロク「違うんよ、兄様! この国に生きる人もまた兄様の守ろうとしたものの一部なのよ!」
カムイ(シャクシャイン)「ああ……!」
イザナミ「下らん……貴様等の守ろうとする人が全てを汚した! 生きる価値一切なし! その報い、受けるべし!」
キョウシロウ(サイキョウ)「うるせえ! あんだか分からねえけど、俺の妹にゃ手をださせねえ!」
マコト(ベイスター)「その通りだ! 俺の愛した女がこの国にいる! それだけでアンタと闘うには充分な理由だ!」
イザナミ「なんとおぞましき認識……! この土地を汚し、命を傷つけ、それら全ての責があるとしても尚言うか!」
マブイ(シーサー)「そうかもしれない……だから、俺はアンタを討つつもりはない!」
ガイ(サンドヒル)「ああ……俺達は、アンタの怨念を打ち砕く!」
カキョウ(カブキ)「さぁて、一世一代の大見世物の始まりよぉお!」
イザナミ「揃いも揃って無粋と愚か者か……弩許せぬな、滅してくれる!」





いろんな機体にバーサーカーシステムが!!!!

カムイ(シャクシャイン)「・・・・・・・・・・殺す」
ミナミ(めんこい)「あーはっはっはっはっは!!殺してほしいのですか!!??すぐに殺して差し上げますわ!!」
マサジロウ(ダテ)「切り殺してくれるわあああああああ!!!」
ミック(ネズミー)「ヒャヒャ!!すぐに壊してあげるYOOOOOO!!!」
エイト(ナットウ)「ネッバネヴァアアアアアアアアアアアア!!!」
スノッチ(オバマ)「イエエッス!!アアアアアッイ!!キャアアアアン!!キイイイイイイッル!!!」
リョウタ(リョウマ)「死にて奴はどいつぜよおおおおおおおおおお!!!」
ドウマン(ダンノウラ)「ブルああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
キト(メディカル)「私のメスでええええ臓物を引きずり出してあげますよおおおお!!!!」
サキ(ヒグラシ)「いいよ!!いいよ!!そのまま消えてなくなっちゃええええ!!!!」
トキサダ(アマクサ)「我が罰する!!!もちろん死刑じゃあああああああ!!!」
EG(Eg250)「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコスコロス・・・・・ッケ!!!!!」
リンドウマル(ヒノクニ)「消し炭になるまで焼き殺してやろうかああああああ!!!!!」
ドンベエ(サヌキ)「うどんでえええええ!!!首絞めて殺してやるうううううううううう!!!!」

カムイ「・・・・・やはりあいつが勝ち残ったか」
カムイ「結果など関係ない・・・俺は俺のやるべきことをやるまでだ・・・!」
カムイ「シャクシャイン・・・明日は・・・頼むぞ!」
カムイ「・・・ん?シャクシャイン?」
シャクシャイン「ビビ・・・ビッビ・・・」
カムイ「―――!!!どうした!!??―――う!!なんだ!!これは!!」
カムイ「ぐっっっは・・・」
カムイ「・・・・・クックック。・・・ハハハッ・・・」
カムイ「明日は・・・・皆殺しだ・・・!!!!」

???「・・・・・成功ですね」

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