本スレのSS・17スレ目

アカギ「おう、そこだ、もうちょい…」ハルナ「…何がもうちょい、なんだい…?」アカギ「な、なんでもねえ許してくれ!」
エイト「…俺のキナーゼウェブの方が上だな…」
キト「これは… お2人とも苦戦していますね」
マエダ「麺で拘束たぁ…やるねぇ…。ただ会場の反応は…粋じゃないねぇ」
スノッチ「Oh...」
スルガ「おーおー、お嬢ちゃんたち、中々セクシーじゃねえか」
イサム「これは……///」
アオバ「ドンベエ…なかなかやる…」
タイガー「そこや!もっと!ええで、その調子や…」
イザナミ「そうだ…もっと舞ってみせよ…!」
ガイ「下らねえ…」
ドウマン「ぶるぁああああああ!!…怨霊どもが…成仏していくぞぉ…!」
トーゴー「むぅ…美しいではないか…」
マブイ「下らねえ…」おっちゃん「といいつつお前もチラチラみてるじゃねえかww」





スルガ(ギョクロ)「どうだい旦那、何か手掛かりは」
ゴウザブロウ(オーエド)「ふん、ネズミめ、中々隠れるのがうめえと来てる」
テツ(メイプル)「ポリの情報網なんぞ当てにはしとらんけえ」

ミック(ネズミー)「やあ、こんちは。どうだい気分は ハハッ」
三人「!?」
ミック「君たち、ボクらの計画を一番熱心に邪魔しようとしてるグループなんだよね。他はまだ群れてるだけなんだけどさ、君たちは割と本格的にボクらのこと調べちゃってるじゃない? 困るんだよね、そういうの ハハッ」
スルガ「…ネズミさんよ、あんたの方から出向いてくれたのはありがたいが、ちぃっとあんたには分が悪いんじゃねえかい」
ゴウザブロウ「犯人を捕まえる時は多勢に無勢って決まってんでぇ」
テツ「…ネズミ、わりゃネオ広島の計画を知っとんじゃろう、言えや」
スノッチ(オバマ)「それには私が答えよう」
ミック「キミも来たのかい?ごきげんだね」
スノッチ「彼らが最も調べようとしているのはこの私のことらしいからな。ふむ!そうだ、我がオバマガンダムにネオ広島の核兵器が搭載されれば、そして、DG細胞による強化が完成すれば、我がオバマは無敵の破壊兵器となるだろう!」
ゴウザブロウ「てやんでぇ、勝手なこと吹きやがって!」
スノッチ「わかるかね!?そのためには邪魔なのだよ!君たちが!」
テツ「こんクソが。ワシが貴様の命ァ取ったるけえ、覚悟しいや」
ミック「おやおや。ま、そういうことだよ。だからこうして君たちのガンダムがちょうど整備中なのを狙って来たってわけさ」
スルガ「こすっかれぇ事を……うぉっ!?あいつら体から何か出してきやがるぞ!」
ゴウザブロウ「警視庁のデータバンクで見たことがある、あれがDG細胞の生み出す触手ってやつかい…」


テツ「チッ、こりゃ洒落にならんぞ!ワシの強化ドスが叩きおられよった」
ミック「さあ、君たちもDG細胞の一片になるんだね…ハハハッ」
ミック「!?」
スノッチ「どうした」
ミック「DG細胞の調子がおかしい…次の進化の徴候かな…?」
スノッチ「ふん、私一人でも…ぬっ!」
ミック「君もカい…ここはいったん退くとしよう。君ら見たいなのは早めに潰しておいた方が良いんだけどね…」

ゴウザブロウ「行ったか…」
テツ「ワシらをコケにしくさって」
スルガ「だが、ちっとばかしやばかったのは事実だ、認めたくねぇがな」
テツ「このまま終わりにはしとかんのぉ、東の」
スルガ「勿論…」





教祖S『貴様は今から我が教団の象徴になってもらう』
少年『象徴…?』
教祖S『そう、この教団の表の顔だ。今から貴様に必要なのは教育と仕事だ』
少年『難しそう…』
教祖S『出来なければ犬の餌にしてくれるわ。それと今日から側近をつける。入れ』
教団員1、2、3『失礼します』

初めて見た時、その少年が嫌いだった

教祖S『そいつらが貴様の手足となるだろう。何かあったら言うがいい』

教団員1『何が悲しくて子供のお守りだよ全く』
教団員2『そう言うなってS様に言われた特別任務だぞ』
教団員1『任務って何するんだよ』
教団員2『何でもあの子供には治癒能力があるんだとさ。それを使ってネオ長崎の兵や戦争で怪我した奴らを治して教団の宣伝をするらしい』
教団員1『ふーん…神の生まれ変わりなんて話を聞いたけど本当かよ』
教団員3『なんにせよ、真面目にやらないとDさんに怒られるから気をつけろよ』

教団員1『おはようございますトキサダ様』
少年『おはよう…ございます』
教団員1『今日から私達がトキサダ様に仕事…いえ、使命を実行してもらいます』

ネオ長崎兵『ぐ…痛ぇ…痛ぇよ』
教団員1『大丈夫ですよ。貴方は助かります』
ネオ長崎兵『本…当か? もう段々意識が…ねえんだ』
教団員1『ではトキサダ様。是非とも神の力で治して下さい
』 少年『無理だよ…血が出てるよ…僕には無理だよ』
教団員1『……』

教団員1『何を言ってるんですか。貴方の治癒能力さえあれば治せるんです』
少年『無理だよぉ…家に帰りたいよ』
ネオ長崎兵『ぐ…』
バタ
教団員2『死んでしまった…』

相変わらずこの少年が嫌いだった。
教団員1『おはようございます』
少年『……』
教団員1『今日も使命を果たしてもらいます』
少年『嫌だよ…家に帰りたいよ!』
教団員1『トキサダ様の家はここです。では参りましょうか』
少年『離して! 離して!』

教団員2『ここも酷いもんだな…』
教団員3『ああ、噂ではS様に反感を持つテロリストの存在もあるらしい…気をつけるぞ』
教団員1『生存者が入れば良いが…』

民間人『う…助けて』
教団員1『もう大丈夫ですよ。さ、トキサダ様、今こそ力を…』
少年『この人も血が出てる…怖いよ』
教団員1『大丈夫です。貴方の力さえあれば』

少年『でも…』
教団員1『早く!』
ビクッ
少年『わかったから…』

恐ろしい子…

少年『嫌だ…母上に怒られる。嫌だ、嫌だよ』
ブチッ
教団員1『ふざけんな!』
少年『ひっ…』
教団員2『お、おい、1』
教団員1『お前だけが不幸じゃねえんだぞ! 俺は親に半殺しにされた! 2は親を殺してる! 3は親に捨てられてる。それでもちゃんと生きてるんだぞ!』
少年『ひっ…うわぁぁぁん! 母上! 母上!』
教団員2『落ち着け1! 教団員は冷静にならないと怒られるぞ!』
教団員1『離せ! 一人特別待遇されてるのに自分だけなんて思ってるのがムカツクんだよ!』
教団員3『とりあえず落ち着け!』

其からと言うもの。
少年は2、3にはまだ心を許しても俺を避けるようになった。

教団員D『どうした? 浮かない顔して』
教団員1『いえ…』

教団員D『成程な貴様の言いたい事はわかった。どうやら母親の言葉に知らず知らずのウチに能力に鍵がかかっているようだな』
教団員1『だからと言って使命を果たさないのは』
教団員D『そう言うな。俺とてこの呼吸法をマスターするのに時間がかかった』
教団員1『しかし…』
教団員D『それでもS様はあの少年を象徴と言っている。我々で守らなくてはならない』
教団員1『……』

教団員1『トキサダ様。御食事の時間です』
少年『……』
教団員1『無理にでも詰め込みますが』
少年『嫌いだ…』
教団員1『…?』
少年『お前なんか嫌いだ!』
教団員1『別に結構ですよ。ただ食事はしてくださいね』

次の日

教団員1『此で何度目ですか?』
少年『……』
教団員1『何人見殺せばいいんですか?』
少年『……』
教団員2『まあ、次行こうぜ』


教団員1『さて今度は、ちゃんとやってもらいますよ』
テロリスト『その服装、教祖Sの人間か!』
教団員1『だったら何ですか』
テロリスト『Sには県間戦争で恨みがある』
教団員1『我々と戦うつもりですかその銃で私を倒せても貴方は死にますよ。最も私なんか一教団員に過ぎませんがね』
テロリスト『そうだな…』
スッ
教団員1『……』
テロリスト『だが、そのガキならどうだ!』
教団員1『何!』
パーン

少年『何で…』
何でだか自分でもよくわからなかった
教団員1『なん…ででしょうね』
テロリスト『チッ!』
教団員2『クソッ逃がすな撃ち殺せ!』
教団員3『任せろ!』
ダーンダーン
テロリスト『ぐふ…』
教団員1『ぐ…』
神の象徴だから。
気に入らない筈なのに気づけば守っていた。
これで死ぬのも悪くない
教団員1『教団の為に死ねるのだから…』
教団員2『お、おい…』
教団員3『ああ…』
ポワァ
教団員1『……なんだと』
少年『ごめんね。ごめんね…仲直りしようよ。だから、治ってよ…』
教団員1『…トキサダ様…』
教団員1『頑張りましたね…』
誉めてみた。笑ってくれた。
トキサダ様が好きになった


教団員1「其が私とトキサダ様の出会いです」
ドウマン「ぶるぁぁぁ!」
教団員1「何ですか急に」
ドウマン「貴様が途中で寝たせいで何時間起きるのを待った事か…」
教団員1「あ、スイマセン」
ドウマン「まあ、良いわ。お主等はお主等で大変と言う事だな」
教団員1「そうですね。最も今は楽しいです」





サキ「うぅ・・・、昨日の試合父上に知られたら、絶対に叱られちゃうな・・・」
サキ「連戦とはいえあんな醜態を晒しちゃうなんて・・・はぁ・・・」
レン「どうしたんだい?ヒグラシ娘。シミッタレた顔してぇ」
ミナミ「大丈夫ですか?サキさん・・・」
サキ「あっ、ミナミ・・・それにレンさんも」
ミナミ「もしかして昨日の試合のことですか?あれはどう見てもサキさんのせいじゃありませんよ!」
レン「下らんことしか頭にない連中がチームだったんだ、連携がとれなくて当然さね!」
サキ「・・・でも、ナダレさんがいたんですよ。あいつ等を差し引いても十分いけたはず・・・。やっぱり私が力不足――」
レン「ストップ!いつまでウジウジ考えてるつもり?それはもう過ぎたことじゃないのかい?」
ミナミ「私の知っているサキさんなら、そんな失敗も簡単に乗り越えて強くなっていくはずですよ!」
サキ「レンさん・・・ミナミ・・・」
レン「・・・といってもさすがに難しいときもあるさね・・・そこで――」
ミナミ「ぱーっと気分転換に行きませんか!?」

サキ「気分・・・転換・・・?」
レン「アタシのガンダムの名前の由来で気分をリフレッシュするんだよ!!」
ミナミ「つまり、みなさんと温泉に行こう、ということです。体の疲れも嫌なことも、きれいさっぱり洗い流しましょう!」
レン「ほかにミロクとクレハとナダレも誘ってあるさね!たまには女だけで楽しくいこうじゃないか!」
サキ「ははっ・・・みんなと温泉かぁ。・・・ありがとう、ミナミ、レンさん」
レン「なぁに、困ったときはお互い様さね!」
ミナミ「ではさっそく準備しましょう!わたくしも楽しみで仕方ありませんの」
サキ「うん!」


ミカン「・・・・・・おい、キクの字よ、聞いたか?」
キクノスケ「あたぼうよ・・・相棒」
ミカン「これはまさに・・・」
キクノスケ「『どき!女だらけのびっくり温泉旅行!!』」
ミカン「・・・俺たちの戦いの幕開けだ・・・!」


ユキエ「い、いいんですか・・・?私なんかが来ちゃって」
レン「はっはっは!そんなことはないよ、人数は多いに越したことはないからねぇ!」
ナダレ「そうですよ、折角の機会ですから大勢で楽しみましょうね♪」
ミロク「それにしてもひっろい温泉やね!」
クレハ「・・・先が湯気で見えないくらい・・・」
レン「どうだい!?本場大分の温泉は!?今日は貸し切りだから目一杯堪能するさね!」
サキ「温泉なんて何年ぶりかしら・・・何だろうこの落ち着きは・・・それに気持ちいい・・・」
ミナミ「ある人が『お風呂は心の洗濯』と言っているように、今サキさんの心の洗濯中だからですよ♪」
サキ「ははっ、そうかもね。でも、やっぱりみんなのおかげかな。」
ミナミ「みなさんとご一緒するだけで楽しくなりますね」
レン「そこ、ちゃんと楽しんでるか?もっとぱーっと行こうさね!」

ユキエ「(それにしても・・・レンさん)」
クレハ「(・・・・・・大きい)」
ミロク「はぁ〜、ウチとは違ってえらいもんやねぇ。どうしたらそんな立派になるん?」
レン「どうしたらって言われてもねぇ・・・。・・・ん〜毎日温泉に入ってたからさね!はっはっは!」
ユキエ「(・・・それは入浴材じゃダメなのかしら)」
クレハ「(くっ・・・もっと温泉に・・・入っていれば・・・)」
レン「それにあんた達はなかなかスレンダーじゃないか。か弱さの中にあるファイターの強さってのも以外にそそるもんよぉ〜?」
クレハ「(・・・そういうものなのか・・・?)」
ユキエ「(私ファイターじゃない(´・ω・`))」
ナダレ「・・・サ〜キ〜さ〜ん〜!それ!」バシャッ!
サキ「きゃっ!ナ、ナダレさん!・・・ははっ!えい!」バシャッ!
ミナミ「サキさん、こっちまで・・・!ふふっ、仕方ないですね」バシャッ
ナダレ「ふふっ」


キョウシロウ「おい、ミカン!話が違うじゃねえか!」
サン「湯気で全然見えないよ〜!」
ミカン「くそっ、この風呂の広さは想定外だった!」
ヒカル「せっかく楽しみにしていたのに!」
キイノスケ「かといってなぁ・・・望遠のカメラなんて漢のロマンに反する!」
シュウヤ「(覗いてる奴が堂々と言うながや・・・俺が言えた義理じゃないぎゃ・・・)」
エイト「くそ!もう少し、あとちょっとで!」
モモタロウ「お、おい!なに押してんだよ!ちょ・・・!」
キョウシロウ「おい!やめ!壁が・・・!!!」


クレハ「・・・!!誰!?そこにいるのは!?」


サン「もう・・・!無理・・・!」


ガシャーン!!


ナダレ「何?なんですの!?」
ミナミ「き、きゃああああああああああ!!!」
サキ「〜〜〜////!!!何してるのよ!!あんた達!!」
レン「かぁ〜、大のファイターが姑息に覗きかい!?」
ミカン「ち、ちが・・・!これは、誤解だ!!」
ミロク「この状況からどう誤解なのかきっちり説明してもらおか?」
シュウヤ「違うんだぎゃ!魔、魔が・・・!」
キョウシロウ「お、おい、ミロク!マジですまなかった!この通りだ!あれだ!『仏の顔も三度まで』と言うし、な?」
ミナミ「なにが、な?ですか!?ミロクさん!」
ミロク「・・・『死人に口なし』」
サン「ちょwww死亡確定!!??」
ユキエ「・・・!!な、なんでカムイまでいるのよ!?」
カムイ「・・・ち、ちがう・・・」
クレハ「・・・許さない!」
ヒカル「とりあえず逃げ・・・!!」
ビシュッ!
キイノスケ「うわ!ビット・・・!!」
ニョライガンダム「・・・・・・」
モモタロウ「ミロク早っ!!」
サン「つうか!こっち丸腰だっての!!」
キョウシロウ「・・・親父、今からそっちに逝くよ・・・」
シュウヤ「ぎゃ、ぎゃあああああああ!!!」



ミック「ハハッ!あいつ等もバカだね!遠方からカメラで撮ればバッチリさ!」
スノッチ「Oh!早く帰ってじっくり見ましょ〜う!」
ミック「よし!ハハッ!このディスクがあれば・・・ってあら?」ヒョイッ
ガイ「・・・」
スノッチ「Oh、ガイさんも気になりま〜スカ〜?」
ミック「ハハッ!とりあえず返してもらえ――!?」
ガイ「・・・」バキィッ!
ミック「な―――!!」
ガイ「こんな下らんこと以外にやることがあるだろうが。いくぞ・・・」
スノッチ「ファッキン!」
ミック「ハハッ・・・、初めて彼に殺意がわいたよ・・・!」





アスカ(ヤソマガツ)「…………」
イザナミ(イズモ)「どうした、アスカ」
アスカ「アタシ……どうしたらええの?」
イザナミ「どうすればとは?」
アスカ「サンドヒル……アイツを潰して、姉様の仇は討つ……せやけど、本当にええの?」
イザナミ「まだ迷う、か」
アスカ「わからへん……わからへんの。倒さなあかんのに……アイツを倒さなあかんのに……怖い」
イザナミ「ならば、我等の流派を極めてみるか?」
アスカ「え?」
イザナミ「我が、流派出雲神舞。貴様に施した鍛練は全てその一部。真に極めるというならば、全てを魅せてやろう」
アスカ「…………」
イザナミ「どうする?」
アスカ「サンドヒルを……あのファイターを倒せる?」
イザナミ「憎悪のスーパーモードを貴様が真に開眼し、我が流派を極めれば万戦必勝」
アスカ「でも……」
イザナミ「哀・憎・怨・怒・迷……それら全ての感情が貴様の成長の糧よ。精進するにこれ以上の条件はない」
アスカ「……わかった、師匠」
イザナミ「我を師匠と呼ぶか」
アスカ「アンタが教えてくれるから、アイツを倒す全てを」
イザナミ「ならば来い。我がアマツ衆もまた我が流派を極める武道家達、良い見本になろう」
アスカ「はい、師匠!」
イザナミ「ふん」





???「サイキョウガンダムファイター、キョウシロウ……此処がか」
イザナミ(イズモ)「ほう、決勝進出者を殺しに来たか? 何処の県の刺客だ?」
???「なっ!?」
イザナミ「そう驚くな。何処の県であろうとも、他県が自県を押し退け主導権を握るのは面白くないからな」
???「ちぃっ……っ!」
イザナミ「鍛えられた肉体、間合いの取り方、短刀の構え……ふむ、ガンダムファイター専門の暗殺者としては上出来か」
???「俺の正体まで見破るか……! だが、見られたからにはその口ここで封じさせてもらう!」
イザナミ「そうか……だが」
ドグシャァ
???「あ……あ……ぁぁ? あれ、腕、俺の……」
イザナミ「温い、全てが温い。一撃一撃の殺意、我の目には全て見えておるわ。そのようなもので我が殺せると思うとはな」
???「なっ……そんな……県間戦争で鍛え……俺の……」
イザナミ「見誤ったのだ、貴様は。所詮、三下の実力ということだ」
???「ぐ……ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
イザナミ「その意気や良し。手負いにも関わらず立ち向かうその意志、褒めてやろう」
???「舐めるなぁああっっっ!!」
イザナミ「故に――」
ビュンッッ
イザナミ「我の一手で常世に旅立て」
???「あ……?」
ドサッ
イザナミ「それにな、殺されては困るのだ。あのような奴でも決勝進出者、デビルガンダムのコアの候補なのでな……」





ミック「ハハッ、死ぬかと思ったよ…。あーあー、ネズミーガンダムもこんなになっちゃった…」
ミック「ここは死んだフリをしておこうかな…ハハッ、僕はスノッチみたいに働き者じゃないからね…」
ミック「ただ…これで終わりじゃないよ。マジカルアドベントはこれからさ、ハハハッ」

スノッチ「オバマガンダムの修繕は近日中には不可能かもしれん…一人手のない今はせめてサポートだけでも…私にはできる」
イザナミ「うむ、貴様の回収したデータは貴重だ…我がイズモガンダムも万全に仕上げられるぞ」
キム「まぁボロ負けちまった弱いやつよりはよっぽどマシだ」

カグツチ「御主は……?」
ツクヨミ「イザナミ様なら、キム・チャオの配下の者の追討に……」
スサノヲ「ど許せぬ! なぜ、御主があのような小物の命令を聞かねばならぬのだ!」
ウズメ「ほんに、ええ気分ではありませんなぁ……」
オホマガツ「おさまれい皆の衆!」
スサノヲ「しかし……!」
オホマガツ「我ら、今は忍耐の時! 御主たるイザナミ様から命賜るまでは雌伏の時なり!」
カグツチ「然り……」
ツクヨミ「その通りですね……」
オモイカネ「わしらの魂魄一切はイザナミ様のものじゃ。故に、それまで無駄に散らせぬものと知れぃ」
ウズメ「そうおっしゃられるのなら、仕方ないですわなぁ……」
スサノヲ「だが、待つというのは性に合わぬ……嗚呼、早く帰って下されませ、我等が御主よ……!」


刺客1「見つけたぞ! キム・チャオの配下共! 今ここで成敗してくれる!!」
刺客2「ネオジャパンの平和の為に、ここで死ぬが良いわ!!」

スサノヲ「ふむふむ。この場を知られるとは驚愕だの」
オホマガツ「敵の情報網も早々には侮れぬ、か」
オモイカネ「御主がおられなかったのがせめてもの幸いじゃな」
カグツチ「数だけは揃えているが……」
ツクヨミ「敵数おおよそ壱百そこら、私達の敵ではありませんね」
ウズメ「ほな、イザナミ様の代わりに舞わせていただきましょか……」

刺客105「な、なんだ……?」
刺客59「怯えるな。敵はガンダムガイターと言えど5人、我々の敵ではない!」
刺客27「その通りだ! 多勢に無勢と言う言葉を教えてや」
ボギュン
刺客27「ぐべらっっ!」
刺客96「ひ、ひいい!? い、何時の間――がばあっっ!!」
スサノヲ「脆いな、まったくもって話にならんわ」
ヒュンッッ
刺客47「!!」
カグツチ「まったくよ。一閃で斬捨てられては拙者の十握剣も心地よく鳴かぬ……」
ベキベキベキッッ
刺客72「た、助けてくれえ! 頼む頼むから潰さないでくれえええええ!」
ツクヨミ「イザナミ様に害をなす存在は生きる価値すらありません。常世にて反省なさい」
刺客72「ぎええあああああ!!!」
ブンッ
ウズメ「あ、ほれ右手、左手、下腕、上腕……最後にお胸。順々に細切れなるまでうちと舞ってみよか?」
刺客85「嫌だ嫌嫌だ……いやだああああ!」
ウズメ「あかんよ、駄々こねたら? 悪い子はお仕置きせなあかんっていうやろ?」


刺客63「ごはあっ!」
刺客29「ぐあっ!」
オモイカネ「耄碌した老人相手にここまでしか動けぬとは最近の若造は情けぬなぁ」
刺客63「くそっ……速くて捉えられ……ぐぅっ!?」
刺客29「ひ、ひああああああああ!!!」
オモイカネ「爆・砕!」
ドゴォッッ!
オホマガツ「なんだなんだなんだ! 頭数は立派なくせに強い奴は一人もおらぬのか!」
刺客40「た、助けてくれ……もう、私達の負けだ! 負けで良い!」
オホマガツ「ぬっ? 貴様、敵に情けを望むのか?」
刺客40「あ、ああ! 私達の雇い主の事も話そう! だから助け」
オホマガツ「このっっっっ!」
刺客「え?」
オホマガツ「愚か者めがぁぁぁぁああああ!!」
ドグシャア!
刺客40「ぐぺらび!」
オホマガツ「主への忠誠を誓えぬすくたれ者にかける情けは皆無! 常世にて猛省せい、塵がっっ!!」

ツクヨミ「殲滅完了、生命の痕跡皆無です」
オホマガツ「情けない……! このような愚か者ばかりがこの国に巣食っているというのか!」
スサノヲ「御主の言う事はやはり完全正義ということよ」
ウズメ「ほんっまに吐き気がするわぁ……」
カグツチ「だからこそ、拙者らは御主にこの魂魄一切を捧げたのよ……」
オモイカネ「然り。そのための御主の計画、我等の命を持って完遂せねばな」
ツクヨミ「イザナミ様の美心のために……」





教団員423「クソッ! 何だコイツは!」
教団員434「5機の量産型アマクサガンダムが・・・たった一機のガンダムに・・・」
ガンダムJOY「ひゃっはー! ちょちょいのJOYやでぇ!」
教団員423「クソッ・・・」
教団員434「化け物め・・・」
ガンダムJOY「おやぁ・・・ここにもしつこい汚れどもがいるなぁ。あかんなぁ・・・」
教団員434「野郎!」
タッタッタッタ
教団員423「やめろ434!」
ガンダムJOY「ククク・・・喰らえ!」
ガンッ!
教団員434「な・・・何だ・・・このまな板とスポンジに挟まれて・・・体が・・・」
ガンダムJOY「行くで!」
教団員434「う・・・うわぁぁぁぁぁ!」
ガンダムJOY「ジョイ!」
チュドーン!

教団員423「434!」
ガンダムJOY「クククク・・・」

スタスタスタ
教祖S「ほぉ・・・面白い技を使うな」

ガンダムJOY「兄さんかぁ、こそこそと僕たちに刃向うドブネズミの大将は」
教祖S「ほぉ・・・貴様みたいなムシケラでも俺の事を知っているとはな」
ガンダムJOY「口の減らないやろうやなぁ。あかんでぇ・・・君の首とればウォシュレット様に褒めてもらえる。覚悟しいや」
教祖S「ふん。己の力量も測れぬゴミが」
ガンダムJOY「僕優しいさかい。ガンダムに乗るまで待ってやるで」
教祖S「勘違いしているな貴様。ネオ長崎帝である俺に貴様ごとき生身で充分だ」
ガンダムJOY「兄さん僕怒ったで・・・覚悟しやがれ! この頑固な汚れめ!」
教祖S「ふん。消してくれるわ」
ガンダム「喰らえ! スーパー泡・・・ジョイ!」
アワアワアワ〜
サッ
教祖S「ふん。くだらんな・・・」
ジュー
教団員423「S様気をつけてください! その泡は何でも溶かします」
ガンダムJOY「そうや。僕の泡は何でも除菌するんやで兄さん・・・」
教祖S「なるほどな・・・少しは楽しめそうだ」

ガンダムJOY「そうら!」
アワアワアワ〜
教祖S「ふん・・・」
ガンダムJOY「そうやって逃げてばかりじゃいつか当たっちゃうで兄さん!」
教祖S「馬鹿の一つ覚えみたいに技を連発する貴様に言われたくないな」
ガンダムJOY「・・・! 僕の技が一つだけだとは限らへんで喰らえ! パワープラス・・・ジョイ!」
ビュー
教祖S「・・・!」
サッ
ドン
教団員423「う・・・うわぁぁぁぁ!」
チュドーン
ガンダムJOY「あかん。失敗したわぁ・・・だが、ゆっくりの泡と素早いパワープラスの時間差攻撃から逃れられればええけどなぁ・・・」
教祖S「・・・」
ガンダムJOY「行くで!」
ガンダムJOY「喰らえ、連携攻撃! パワープラス泡・・・ジョイ!」
サッ
ガンダムJOY「兄さんがんばるねぇ。でもいつまでも、もてばええけどな! パワープラス泡・・・ジョイ!」
サッ
教祖S「ぬ・・・」
グラッ
ガンダムJOY「今や! スポンジビット! まな板ビット!」
ガシッ
教祖S「ぬう・・・手が使えないとは」
ガンダムJOY「そのまま包み込むように押しつぶせ! ジョイ!」
ドン
ガンダムJOY「やったか。まぁ、僕はオトヒメガンダムとは違うさかい。これでウォシュレット様に褒めてもらえるわ」
ガシッ
教祖S「ほう。それはよかったな」
ガンダムJOY「な、何で!」
教祖S「馬鹿め。ネオ長崎十字鳳凰拳は手と足を使う技。あれぐらいの武器押しつぶされる前に自分の場所だけ切って脱出できるわ」
教祖S「それより本当に押しつぶすと言う事を教えてやろう」
メキメキメキ
ガンダムJOY「あ、あああ・・・」
教祖S「そうら、違うだろ。そういう時はなんて言うんだ? わかるだろ」
ガンダムJOY「じょ・・・ジョイ!」
チュドーン

教祖S「フハハハハハ! 帝である俺に逆らうからだ」
教団員D「S様! 御無事でしたか」
教祖S「あのような、厨房の友に負けるような俺ではないわ」
教団員D「ですが・・・」
教祖S「わかっている。戦うだけが仕事ではない。帰ってデスクの仕事も片付けんといかんからな」


ガンダムビデ「クソッ…囲まれたか。奴らが試合に集中している隙に攻め込む計画だったが思わぬ抵抗勢力がいたな…」
教団員333「行け! 我等の力見せるのだ!」
教団員達「ワーワー」
ガンダムビデ「クッ…物量作戦め」
ガンダムTP「ビデ!」
ガンダムビデ「トイレットペーパーか! 助かったぞ」
ガンダムTP「大丈夫か!」
ガンダムビデ「ああ…ここをどうにか突破してウォシュレット様に会いに行くぞ!」
ガンダムTP「其が…ウォシュレットが負けた…」
ガンダムビデ「ば…馬鹿な…」
ガンダムTP「いや…本当だ。どうやら我等を調べ回っている軍人がいるらしい…その部下に…生死はわからん」
ガンダムビデ「ば…馬鹿な。オトヒメ…どうやらすぐに会えそうだ」

ガンダムビデ「なのに…士気も失って勝ち目もないのに貴様なぜここにきた!」
ガンダムTP「愛してるから…」
ガンダムビデ「…っ! 恥ずかしげもなく!」
ガンダムTP「駄目か?」
ガンダムビデ「ごめん…私はオトヒメが好きだった。明るくいつも私を支えてくれたオトヒメが大好きだった…」
ガンダムTP「相変わらず同性が好きなんだな…そっか! じゃあここを突破したらまた何度でもアタックしてやるよ!」
ガンダムビデ「そういう部分では嫌いではない!」
ビデ&TP「行くぞぉぉぉ!」

ガンダムビデ「(TP…先に逝ったか。オトヒメ…もう…すぐ逝くよ。ウォシュレット様…どうかご無事…で)」
パン!
教団員333「21隊長殿! 敵部隊殲滅いたしました」
教団員21「よくやった…此で貴様も200番代までに昇格出来るかもな。俺は一桁に昇格かもしれん。いや…飛び越えてイニシャルをもらえるかもしれんな」
教団員21「所詮、物量の前ではこんなものだ。引き続き生存者がいたら殺せ!」
教団員333「ハッ!」
???「ウォシュレット派は全滅か…戦場に怨念と血がふりそそぐぜ…」
教団員21「何だ…貴様は!」
???「そう慌てるなよ…貴様等の言う所の敵だ」
教団員333「たった1機で対した自信だなぁ? 量産型アマクサガンダムが20機を前にしてな」
???「そんな玩具で俺を倒せると思うなよ…」
???「デーモンガンダム配下。『ジャキガンダム』をな!」

教団員21「何がジャキガンダムだ…我々の力を見せてやれ!」
教団員333「行くぞ、皆のもの! 正義の鉄槌を下すのだ!」
ジャキガンダム「待て…」
教団員333「何だ今更命ごいか?」
教団員達「ハッハッハ!」
ジャキガンダム「がぁぁ! こんな時にアイツが…死にたくない奴だけ早く逃げろ!」
教団員333「そんな脅しに誰がかかるか! 行け!」
教団員達「ハッ!」
ジャキガンダム「せっかく…警告してやったのによ。『ソウルデビルブレイド』…魂よ、来い…」
ズバッ
チュドーン
教団員333「3機とも破壊されただと…残り16機でかかるぞ!」
教団員達「ハッ!」
ジャキガンダム「馬鹿が…『エターナルフォースブリザード』。くらったものは…」
教団員333「か…体が」
教団員達「動かない…」
ジャキガンダム「確実に…」
教団員333&教団員達「う…うわぁぁぁ!」
ジャキガンダム「死ぬ…」
チュドーン
教団員21「ば…化け物だ…」

教団員21「この化け物め! 神に歯向かうと言うのか」
ジャキガンダム「化け物…か。まあ、邪気眼を持たぬ貴様にはわかるまい…」
ジャキガンダム「能力を見られたからには消えてもらうぜ…」
教団員21「い…嫌だ。昇格して…母を、たった一人の母を楽させるんだ…貴様ごときに!」
ダッダッダッダ!
ジャキガンダム「『エタニティシェイド』8つの闇の精霊よ…目の前の敵を…」
教団員21「うぉぉぉ! くたばれ!」
ジャキガンダム「消せ…」
ドス…
教団員21「グハッ…」
ドスドスドスドス
教団員21「か…母さん…」
チュドーン
ジャキガンダム「逝ったか…俺に右手に潜むダークフェンリルよ。魂を喰らうがいい」
アオーン
???「見て…たでぇ、兄さんの戦い見てたでぇ」
ジャキガンダム「死んだときいたぜ…」
ガンダムJOY「ま…まだ死ねへんわ。あんな奴らちょちょいの…ジョイやで」
ガタガタガタガタ
ガンダムJOY「あ、あれ。おかしいわぁ…とまらへん。それに敵の返り血がお、おちへんわ」
ジャキガンダム「(よほどの恐怖を味わったようだな。噂の敵の大将か)其は自分の血だ。戻るぜ…戦局を建て直す」
ガンダムJOY「そかぁ、僕全然動けるけど。そこまで言うなら仕方ないわぁ」
ジャキガンダム「…敵の大将。どれぐらいの力か楽しみだ」





教団員1「最近慌ただしいな」
教団員2「戦争だからな」
教団員3「我々はここでじっとしてて良いものなのか」
教団員1「此も立派な任務だ。戦はどうなってるんだ?」
教団員2「ドッコイドッコイって所らしいぜ」
教団員3「21はなくなったらしい…」
教団員1「そうか…」
教団員2「いつも出世の事しか考えてないクソ野郎だった…」
教団員3「それなのに母想いだからムカツクんだよな」
教団員1「で、敵を見たものは?」
教団員2「残念ながら…」
教団員3「敵に後ろは見せない。敵に命ごいはしない」
教団員1「大事なものを最優先で守る」
教団員2「教団員はそういう風に教育されてきたからな。鉄の掟だ」
教団員1「21も本当は逃げたかっただろうな…」
教団員2「まあ…な。悲しいが俺達は俺達は大事なものを守るぞ」
教団員3「わかってる」





おっちゃん「よぉ。どうにか退院出来て良かったな」
マブイ「まあ…な」
おっちゃん「最初に言っておくと退院したってだけで完治した訳じゃないからな」
マブイ「わかってる…」
おっちゃん「今日はもう寝ろ」
マブイ「ああ…」

おっちゃん「そう言って寝ないのはわかってるつうの。何処に行きやがったあいつ」

ブン
マブイ「100万5000!」
ブン
マブイ「100万5001」
おっちゃん「お、おい。お前その体でなにやってるんだよ!」
マブイ「どけよおっちゃん。やらなくちゃいけないんだよ」
おっちゃん「何をだよ…」
マブイ「ガンダムファイトに出場が決まってから」
ブン
マブイ「島の人口のぶんだけ」
ブン
マブイ「正拳をうつって決めたんだよ! 毎日少しづつ、正拳をついてた。だけどまだ終わっちゃいねえんだ。ほっといてくれ…」
おっちゃん「マブイ…」
マブイ「恨みとかじゃなえ。ククルの為にも戦う。だけど島の為にも戦いたいんだ。これは俺のケジメだ」
おっちゃん「そっか。百本位は付き合うぜ」
マブイ「へっ…後悔すんじゃねえぞ」

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