本スレのSS・18スレ目

スノッチ(オバマ)「ククク…いいぞ、我がオバマは順調に進化を遂げている。あとは…」
ミック(ネズミー)「全く……あのジジイ、余計なことやってくれるよね。僕の方はもうしばらく動けないよ…」
スノッチ「ふん!貴様が油断するからだ。まあいい、我がオバマにあの兵器が搭載されれば、貴様抜きでもやってみせるわ!」
スルガ(ギョクロ)「そいつは詳しく聞きたいねぇ…。スノッチの旦那よぉ…」
スノッチ「貴様らは!」
テツ(メイプル)「そうよ、ネオ広島は鯉口組の親分、血染葉のテツとはワシのことよ!」
スノッチ「ネオ広島だと…そうか、貴様らの狙いはまさか!」
テツ「そのまさかよ、ワレんとこのオバマに搭載される核兵器計画…断念してもらうけんのお」
スノッチ「ぐぅっ…(私もまだ先の戦いのダメージが…)貴様ら、なぜここがわかった!」
ゴウザブロウ(オーエド)「ネオジャパン警察の情報網ってのは馬鹿にするもんじゃあねぇってんだ。尾行にも気づかねぇとは余程戦いのダメージが大きかったと見えるなぁ?てめえらポリス敵に回して我が世の春を謳歌、とはいかねぇもんだぜ?」
ミック「警官と極道の組み合わせなんて面白くないよ…やっぱりあの時ちょっと無理してでも潰しておくべきだったね……」
テツ「ふん、ワシかて好きで組んどるのと違うんじゃい」
スルガ「おいテツ、どうやらこいつがそれらしい。設計図に雛型、どうも完成間近って雰囲気がしやがるぜ…」
ゴウザブロウ「さて、てめえら二人は逮捕だ。大人しく豚箱に入るんだな」
スノッチ「SHIT…!あと一歩でオバマは完成型に至ると言うものをぉっ!」
ミック「ここは退くんだ…ここで計画を断念するわけにはいかないんだよ」
スルガ「へっ、逃がすかよォ!……なにぃっ!?」
テツ「オバマが地中に潜って行くじゃと!?」
ミック「君たち…覚えておくんだね。血と機械のワンダーランドには真っ先に君たちをご招待してあげるよ…」
スノッチ「所詮ネオ広島の核兵器計画なぞダメ押しでしかないのだ!我がオバマが最終形になれば、アトミックなぞものともしない、覚えておけ!」
ゴウザブロウ「…野郎、地面の中たぁどうしようもねえぜ」
スルガ「まあ、当初の目的って奴は達せられたんだ。あのネズミとアメリカ野郎は他の奴らがどうにでもしてくれるさ。ここにある設計図はテツ、お前さんが持ってけ」
テツ「わかっとる。こいつ突きつけて、ネオ広島の上層部にはワシの目が黒い内は二度とこないな事させんよってのぉ」
ゴウザブロウ「俺っちは仲間に連絡してこいつの処理を請け負ってやらあ、それと、ここにいる奴らの事情聴取もな」
テツ「警察に利用されるっちゅうことはあるまいの」
ゴウザブロウ「てめぇ俺っちがそんなことやるとでも思ってやがんのか?」
テツ「…ふん。ゴ、ゴウザブロウ、お前がそんなことやる奴と違うんは、ワシとてここまで付き合えばわかるってもんじゃ、ただ…」
スルガ「安心しろ、旦那にゃ俺も付く。俺と旦那が睨みきかせりゃ誰だろうとそうそう下手なことはさせねぇさ」
ゴウザブロウ「てやんでぇ馬鹿ヤロウ、そんなこと気にしてやがったのか、親分の癖に心配症ってか」
テツ「なんじゃとポリ!ワレもう一回言ってみんかい!」
スルガ「ったく、お前さん方は…まあいい、一仕事終わったんだ。ちょいっと一杯行くとしようぜ」
ゴウザブロウ「おっ、いいねぇ!俺っちのいきつけにうめぇウドンを食わせる店があんのよ」
テツ「ポリ!そりゃホンマじゃろうな。ワシ、ウドンにはちっとうるせぇぞ」
ゴウザブロウ「あたぼうよ!おめぇあそこのウドンは天下一っても大口じゃねぇってんだから驚きよ!」
スルガ「そいつは俺も楽しみだねぇ。どうれ、行こうかぁ!」


 




カグツチ「御主……不甲斐なき姿を晒してしまい、真に申し訳ありませぬ……っっ!!」
スサノヲ「三下と思うていた我等の甘さが、あのような真似を招いてしまった……!」
ウズメ「ほんに。あのキムのモンがまさか自爆するとは思いもよらんで……」
ツクヨミ「イザナミ様、ごめんなさい。私がもう少し状況を見ていたら……」
オモイカネ「否、ワシの戦略の甘さもあるわい……」
オホマガツ「御主! 全ての責、全ては私にありまする! 罰を与えるのならば、この私のみに……!!」
イザナミ「気にするな、アマツ衆。我は気にしておらぬ」
カグツチ「しかし! 御主の明日の死合の前にこのような醜態は主の死合を汚すものでしか……!」
イザナミ「良い。どちらにせよ、今日のことでキムはDG細胞の力に溺れ敗北、それによって我は結果的に動きやすくなった。ついででゾンビ兵の材料も幾分か手に入ったのだ、万事良し」
アスカ(ヤソマガツ)「でも、あいつらのせいでアタシはサンドヒルを倒せないやないか!」
イザナミ「安心せい、アスカ。それも考えておる。明日、我が負けるにせよ勝つにせよ、全てはその後からだ」
オホマガツ「その後とは……」
イザナミ「決勝の終わりし時、我がデビルガンダム……否、アマタノオロチが動く」
スサノヲ「おお……っ! ついに……ついに御主の大願成就の時が来たのですな!」
イザナミ「ああ。だが、動くのはまだだ。明日のトーナメント、明後日の優勝決定戦まではお前達は英気を養え」
アスカ「アタシは?」
イザナミ「まあ、明日の我の舞を見つつあの砂の小童がどう動くかを見ておるが良い。その憎悪、腹中に溜め置け。それに明日はニョライガンダムも出る。久々に姉の姿を見るも、また一興」
アスカ「姉様……」
ウズメ「それじゃあイザナミ様。私らは、MFの自己修復が済むまではゆぅっくりさせてもらいます」
イザナミ「ああ、必要な時に動けぬのでは困るからな。では、我も明日に向けて肩慣らしでもするか……」
スサノヲ「御主! ならば、その肩慣らし。我等がそのお相手を!」
イザナミ「良かろう。では、来い」
アマツ衆「はっっ!!」

イザナミ(さて、我がデビルガンダムのコアに相応しきはどのファイターか。明日はじっくりと拝見させてもらおうぞ……)


 




おっちゃん「一回戦の相手はマエダさんだそうだ。」
マブイ「マエダか…なぁ、おっちゃん」
おっちゃん「なんだ?」
マブイ「トーナメントではニライカナイモードをぬくなんて事はやめろよ」
おっちゃん「だけどよ…」
キト『動けると言っても暫くは戦える体ではありません…』
おっちゃん『やっぱりそうですか…』
キト『マブイ君は生まれついての戦士なのかも知れません。例え勝ち目がなくても戦おうとする』
おっちゃん『……』
キト『その性格が…いつか命とりにならないかと心配です…』
マブイ「…っちゃん…おっちゃん!」
おっちゃん「ああ…悪ぃ」
マブイ「大丈夫だ。俺はまだ死ぬつもりはねえよ」
おっちゃん「馬鹿野郎。こんな親不孝者は死んだら叩き起こして殴ってやるよ」
マブイ「おっちゃん意味わかんねえよ」
おっちゃん「うるせぇよw」


 




クレハ(甲賀)「行くぞミロク! 受けよ、甲賀式忍術・苦無乱舞!!」
ズドドドドドドッッッ!!
ミロク(ニョライ)「クダラ・インダラ・バサラ射出――展開、朱雀門」
ゴウッッ!!
クレハ「私の苦無を全部撃ち落とすとはな……ならば!」
ミロク「っ! 消えた!?」
クレハ「ステルス機能だ、ミロク。私の気配を見抜いてみろ……」
ミロク「流石は、忍という訳やね。ええよ、貴女の気配読みきってみせたげる」
クレハ「ふっ……」
ミロク「…………」
クレハ「…………」
ミロク「…………」
クレハ「…………」
ミロク「…………っ! ヴィシュヌ!」
ビュンッ!
クレハ「直撃!? 頭上からの攻撃を見抜かれるとは不覚だった……やられたよ」
ミロク「ふふっ、伊達に決勝まで残った訳やないからね……でも、貴女も強うなったわ。今のは本当に危なかった」
クレハ「謙遜するな。明日の試合、お前には勝って欲しいからな。それに、明日の試合は……」
ミロク「ガンダムサンドヒル、イズモガンダム……あの二人がいる」
クレハ「ミロク、お前の妹の事は気になるが惑うなよ? 惑えば……負けるぞ」
ミロク「分かってる、ガンダムベイスターの彼も充分に強い。迷ってる暇なんかあらへんよ」
クレハ「まあ、負けたとしたら、私が慰めてやろうじゃないか。負け犬と言ってやるよ」
ミロク「それ、慰めるどころか罵ってるんとちゃうんかな?」
クレハ「ま、冗談だが。この前、お前に兄上のことでからかわれた仕返しだ」
ミロク「でも、まんざらでもないんとちゃう?」
クレハ「う、うるさい! ばか!」


 




マコト(ベイスター)「アンタは……」
ミロク(ニョライ)「こんにちは、ベイスターのファイターさん」
クレハ(甲賀)「久方振りだな」
マコト「ああ、そっちこそだクレハ…………いよいよ今日だな」
ミロク「ええ、ほんまに」
マコト「お互い、全力を尽くして闘おう」
ミロク「負けるにしろ勝つにしろ、恨みっこなしで」
クレハ「私はどちらが勝っても誇らしい……友の勝利だからな」
ミロク「ふふっ」
マコト「ははっ」
クレハ「な、なぜ笑う!?」
ミロク「ううん、ええ子やなぁって」
マコト「ああ、本当に良い奴だ」
クレハ「か、か、からかうな貴様ら!」
アスカ「こら、マコト!」
マコト「げぇっ! ア、アスカさん!?」
アスカ「なぁんか、綺麗なお姉様と仲良さげみたいですけど……?」
マコト「ば、馬鹿言うなって! お前が一番に決まってんだろ!」
アスカ「ふぅん……? 本心は?」
マコト「すんません、少し鼻の下延ばしました」
アスカ「よろしい」
マコト「ガンダムファイターより怖いぜ……まあ、惚れた弱みなんだけどさぁ」
アスカ「何か言って?」
マコト「まっさかぁ」
ミロク「『恋した女は強し』やねぇ」
クレハ「ああ……」


 




〜ネオ埼玉 墓地〜

キョウシロウ(サイキョウ)「親父…しっかり見とけよ。俺はあんたを超えるぜ…次会った時にはもうダセェなんて言わせねぇ」
キョウシロウ「母さんも見ててくれ。母さんがあの世で自分の息子だと誇れるぐらいのファイトをやってみせるからさ…」
キョウシロウ「…っと、こんなもんか…」

キョウコ(サイキョウ妹)「珍しいこともあるもんね。お兄ちゃんが自分からお父さんとお母さんのお墓参りするなんて…」
キョウシロウ「そうか?結構俺墓参りしてるつもりだけど…」
キョウコ「よく言うよ!去年なんか『俺にこんな辛気臭い場所は似合わないぜ』とか言ってエスケープしたくせに!」
キョウシロウ「そ…そうだったっけ?…いや、そうだった気がする…」
キョウコ「まったく…いつまで経ってもこんなんじゃ、しっかりしたお嫁さんが見つかるまで私も目が離せないよね」

ザ…

ユキエ(ネオ北海道サポーター)「ふふ…相変わらず二人とも仲がいいんですね。ちょっと羨ましいです」
カムイ(シャクシャイン)「………………」
キョウコ「あ、ユキエちゃん!カムイさんもこんにちは!どうしたの、こんな所で?」
ユキエ「カムイがどうしてもここに来たいって…」
キョウシロウ「カムイさんが…?何か用スか?ネオ埼玉に知り合いの墓でもあるんスかね?」
カムイ「…ああ…知り合いがいる…」

サッ

キョウシロウ「それは…親父の…」
カムイ「………キョウイチ・サイトウ…貴方は覚えていないかも知れないが………」

カムイ「……本州内の戦争に参加した時…少しばかり……」
キョウシロウ「へえ…そういやカムイさんってガキの頃からMF乗ってたんスよね…」
キョウコ「それであんなに強いんだ…。ちょっとばかし喧嘩が強いからって選ばれたお兄ちゃんとは大違いだね」
キョウシロウ「う、うるせーな!そりゃ昔の話だ!今は全国四強の一人だぜ!全国四強の!」
ユキエ「ええ…それは皆認めてると思いますよ。キョウシロウさんには何か他の人にはない力を感じます」
キョウシロウ「あ、そう?ほらな、やっぱり分かる子には分かるんだよ。この俺の迸るクールで最強なオーラが…」
カムイ「…フ……」
キョウシロウ「な、何スか?」
カムイ「……お前は…本当に父親に似ているな……」
キョウコ「ねえ、カムイさん…戦場のお父さんはどんな人だったの?私たちが知っているのは普段のお父さんだけだから…」
カムイ「……誇り高く…まさしく戦士の鑑だった……」
キョウシロウ&キョウコ「へえ…!」
カムイ「……とは、言いがたい……」
キョウシロウ&キョウコ「(ズルッ!)」
カムイ「……しかし、決して己を見失うことのない人だった…。…戦の中でも……」
カムイ「……何が敵で何が味方か分からない、混沌とした時代…。…俺は…彼の存在が光に見えた……」
カムイ「……できれば平和な時代で…このガンダムファイトで手合わせしたかったが…。…残念だ……」

スッ

カムイ「……しかしキョウシロウ…今の俺は彼よりもお前に興味がある……。…こんなに戦いの日が待ち遠しいのは初めてだ……」
カムイ「……明日は本気で来い…。…俺も本気で向かわせて貰う……」

キョウシロウ「……。へっ…なんでかな…、…いつもならビビッちまって逃げ出してる所なんだけど…足が動きやしねえ…!」
キョウシロウ「カムイさん、俺もどうやら同じ気持ちらしいぜ!余すこたぁ何もねぇ…お望み通り、マジでやらせてもらう!」

ガシィッ

カムイ「……では、さらばだ…。…ユキエ、帰るぞ……」
ユキエ「うん!それじゃあキョウシロウさん、キョウコさん、明日は皆悔いが残らないように頑張りましょう!」
キョウコ「じゃあね!カムイさん、ユキエちゃん!また明日ー!」

キョウコ「…びっくりしたぁ…。カムイさんがあんなに喋るのもそうだけど…まさかお兄ちゃんがねぇ…」
キョウコ「うんうん、ここまで苦労して育ててきた甲斐があったよ!妹冥利に尽きるってこのことだよね!」
キョウコ「ね、お兄ちゃん!…どうしたの?まさか今から武者震い?」
キョウシロウ「…いや、何か今更になってすっげー怖くなってきた…。な、なぁ…俺年下だし口ではああ言ってるけどカムイさん手加減してくれるよな?」
キョウシロウ「OH MY GOD!!ああああ…俺ってばなんであんなこと言っちまったんだぁ!!クソッ、親父の仕業かーーーッ!!」
キョウコ「……………はぁ…いつものお兄ちゃんか…」
キョウシロウ「うおー!!今日という日よ、できれば永遠に終わらないでくれぇー!!」
キョウコ「ちょっとお兄ちゃん!しっかりしてよ!敵前逃亡なんて絶対に許さないからねっ!」

ボウッ

キョウイチ(サイキョウ父)『ったく、ダッセェなぁ…。クールに決めたんならクールに締めろよ…。我が倅ながら情けねぇ…』
サクラ(サイキョウ母)『ふふ…あなたにそっくりですよ、キョウシロウ…』
キョウイチ『そ、そりゃねーだろ、サクラ!ありゃあジジイの血だ!俺の血じゃねえ!』
サクラ『またまた…自覚あるくせによく言いますね…』


 




〜カラオケ・まねき犬〜

ケヤキ(ビャッコ)「ぼくにと〜って♪できるこ〜とすべて♪」
アオバ(伊賀)「・・・なぜこのようなところに・・・」
リンドウマル「いいじゃねぇか。なんかよくわからんが変な集団は頭を無くして蜘蛛の子を散らした状態じゃ。これでネオジャパンも平和になったんじゃのう」
エチゴ(コシヒカリ)「それは違うぞリンドウマル」
ヒバ(ネブタ)「どういうことだ?敵の大将は倒したのに・・・まさか!ほかにも・・・」
エチゴ「ああ、おそらくな・・・」
アオバ「ならばなんでこんなところにいるんだ!」
エチゴ「まあ、一段落は済んだわけだからな。たまにはこうして肩を並べて遊ぶのもいいだろう」
アオバ「くだらん!俺は帰る!」
ピシュン
アオバ「・・・貴様・・・またしても・・・」
エチゴ「英気を養うのも戦には大事なことだ」
ケヤキ「だ〜きしめ〜て♪シャニティア〜♪」

ケヤキ「はい。次はヒバさんの番ね」
ヒバ「俺か!?・・・いや、俺はこういうのは・・・」
リンドウマル「いいじゃろうが。ほれ入れておくぞ」
ピピピピピピッ
ヒバ「なにを勝手に入れて・・・は〜あテレビもね♪ラジオもね♪車もそれほど走ってね♪」
リンドウマル「言う割にノリノリじゃねえかよ・・・」
アオバ「・・・くぅ・・・痺れがとれん・・・」
エチゴ「諦めてここにいろ」
アオバ「俺はこんなところはいや・・・」
ヒバ「オラこんな村ぁ嫌だ〜♪オラこんな村ぁ嫌だ〜♪ネオ東京ぅへぇ出るぅだ〜♪」
ケヤキ「すごい!いらないところでこぶしを効かせてる!」
リンドウマル「本格的じゃ・・・」

ヒバ「ふぅ・・・こういうのは苦手なんだよ」
リンドウマル「なにを言っとう。ノリノリじゃったくせに・・・。それじゃ次はワシの番じゃ」
ピピピピピピッ
リンドウマル「絶望と悲しみの海からー!!!」
ケヤキ「うぁぁぁ!耳が!耳がぁ!」
ヒバ「ぐっ・・・ただ声を出してるだけだぞ・・・これは・・・」
アオバ「・・・体が痺れていて・・・耳も塞げん・・・鼓膜が・・・」
エチゴ「備えあれば嬉しいなっと」キュッキュッ
ケヤキ「ず・・・ずるいよ・・・エチゴさん・・・」
リンドウマル「オールハンドゥガンパレード!!」


 




チャオズフタッフ「おい!聞いたか!ネオHONDAがF-1撤退かもしれないって!!」
サン「ええーーーー!?ガンダムファイトはどうなるのさ!?」
スタッフ「たぶん・・・・大丈夫だと思う!もしF-1撤退したら、宣伝はガンダムファイトしか無いだろ!」
サン「だね。だったら・・・もう負けられない!少しでも多くエキシビジョンに出るんだ!」
スタッフ「うおっしゃあああ!!いくぞーーー!!お前らチンタラやってないで整備急げ!!」
スタッフ下っ端「は・・はい!」


 




チャオズリーダー「サンも来年は高校生だな。どこの高校に行くのか決めたのか?」
サン「んー。全然決めてないよ」
リーダー「…もう決めておかないとヤバイだろ…。学校の成績はどれ位なんだ?テストは何点くらい取ってるんだ?」
サン「テストは終わったらテスト用紙を全部捨てちゃうから覚えてないなぁー」
リーダー「(コイツは行ける高校がかなり限られているような気がするな…。)」
リーダー「じゃあ勉強したことでパっと出てくるやつを言ってみろ」
サン「んーと、そうだねぇ…じゃあラグランジュ形式!!{φt} を配位空間 N 上の1パラメータ変換群として…L を系のラグランジアンであるとするわけ。もし {φt} の状態空間 TN への持ち上げに対してラグランジアン L が不変なら…」
リーダー「ありがちだから」
サン「え?何が?」
リーダー「一見アホそうな奴が実は数学がありえない位得意だっていうのはありがちな展開だから」
サン「えええええ!?何それ!!アホそうってヒドイよーーーーーっ!!!!!」
リーダー「じゃあ歴史にするか。ネオ栃木が誇る国の史跡、ネオ足利学校についてわかることを全部言ってみろ」
サン「え…えと…ネオ足利の…パソコン教室とか…?」
リーダー「なん…だと…。お前…ネオ栃木県民でありながら…ネオ足利学校を全く知らないだと…!?」
リーダー「わかったぞ!!お前はネオパラットピリポパパッパ人だな!?」
サン「どこの星の国だよそれーーーーーーーーーっ!!!!!」
リーダー「そうか…ネオパラットピリポパパッパ人なら仕方が無いな…。おーい。ちょっと来てくれー」
警備員「ん?なんだ?」
リーダー「コイツにネオ足利学校の歴史を全部教えてやってくれ。コイツ日本人じゃなかったんだ」
警備員「いいけど徹夜でやっても最短で丸2日はかかるぞ?」
リーダー「コイツなら5徹位しても何ともねぇよ。早くコイツに日本国籍を取らせてやってくれ」
サン「何勝手に話が進んでるの!?オレ日本人だよ!?今はガンダムファイトに集中しようよ!!」
警備員「おーし、サン。今からビシバシいくぞー。覚悟しろよー。」
サン「いやだあああああああああああたすけてえええええええええええーーーーーー!!!!!」


 




サン「ベニちゃん元気ー?」
ベニバナ「あ、サン君。こんな遠い所までよく来てくれたね。サン君も相変わらず元気そう」
サン「うん!元気!ところでその長いカバーの中身って何?」
ベニバナ「ああ、これは日本弓だよ。今から弓道の稽古をするんだ。サン君も一緒にどう?」
サン「行く行くー!弓道って面白そう!!」

ベニバナ「こうやって弓を引いて………」トスッ!
サン「わー!真ん中に命中した!!ベニちゃんスゴイ!!」
ベニバナ「サン君もやってみなよ。サン君ならすぐに覚えられると思うよ」
サン「おーし!!頑張るぞー!!」
ベニバナ「最初から的に当てられる人はまずいないから、硬くならないでいいよ」
サン「よーし…狙いを定めて……………………………あ。」ズドムッ!!!!!
ベニバナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!」
サン「ごめん、手がすべっちゃった」
ベニバナ「あ…有り得ないよ!手が滑ったからって矢が真後ろに飛んでくるなんて有り得ないよーっ!!」
サン「えー。ゴルフの練習場でボールを後ろに飛ばしちゃう人ってたまにいるじゃん」
ベニバナ「ゴルフと弓道は別物だよー!!それにあと5センチずれてたら僕に直撃してたよ!!!!!」
サン「じゃあ今度は超能力で思いっきり飛ばしてみるね!頑張るー」
ベニバナ「 絶 対 や め て !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 




サン「スルガおじちゃんこんちは!」
スルガ「おぉ。待ってたぞ!ゆっくりしていくといい」
サン「はーい!おじゃまします!スルガおじちゃん、この前は玉露ありがと!!」
サン「沢山あってビックリしたけど、とても美味しかったよ!!」 スルガ「おぉ、そうか。喜んでもらえて嬉しいぞ」
サン「それでね、オレもお礼に餃子を持ってこようと思ったんだけど、やっぱり…」
サン「オレの出来たての手作り餃子を食べてもらいたくて材料を持ってきたんだ!!」
サン「スタッフのみんなにも好評なんだよ!今から頑張って作るね!!」

スルガ「美味い!今まで食べたどの餃子よりも美味いぞ!!」
サン「ホント!?なんか照れちゃうなぁ。…でも…」
サン「1人で食べるよりもスルガおじちゃんと一緒に食べるともっと美味しい!!」
スルガ「そうかそうか…そう言ってもらえると嬉しいぞ!本当に美味しい餃子だなぁ」
サン「今度来るときにも材料持ってくるからまた一緒に食べようね!」
スルガ「また一つ楽しみが増えた!次に会える日が待ち遠しいな!!」
サン「もー。気が早いよー。餃子食べ終わったら一緒に遊ぼうね!!」


 




戦場

教団員156「クソッ・・・なんだあいつらは全然進めない・・・」
教団員37「このまま、時間稼ぎされては。いつ奴等の増援がくるか・・・」

ガンダムエアダスター「ひゃっはー! 俺の風には誰も近づけないぜ!」
ガンダムレオパルス「すごい! エアダスター様がんばってる!」

教祖S「何をしている・・・」
教団員156「S様!」
教団員37「それが・・・敵が風を使う機体で戦おうにも吹き飛ばされてしまうのです。近づいても飛ばされ、銃を撃っても逸らされ。敵も殺傷武器はもってないので被害はそんなにないのですが手を焼いております」
教祖S「くだらん・・・おい、貴様」
教団員156「はい?」
教祖S「鳥になってこい」
教団員156「うわぁぁぁ!」
ピュー

ガンダムエアダスター「前方から、恐ろしい速度で機体が突っ込んでくるな・・・だが!」
ガンダムレオパルス「がんばってエアダスター様!」
ガンダムエアダスター「ふん!」
教団員156「ぎゃぁぁ!」
ひゅー

教祖S「なるほど、それていったか・・・」
教団員37「はい。それにあの隣にいるガンダム・・・夢中でがんばる機体にエールを送る事でその応援された方は力を強化できるのです」
教祖S「そうか・・・ならば」
教団員37「な・・・何を!」
教祖S「鳥になってこい!」

教団員37「うわぁぁぁ!」
ガンダムエアダスター「山なりに投げてきたか・・・馬鹿め! 俺が前方にしか風を飛ばせないと思ったら大間違いだぞ!」
ヒュー
ガンダムエアダスター「どうだ! すごいだろレオパルス!」

ガンダムエアダスター「レオパルス?」
ガンダムレオパルス「エアダスター様・・・」
ガンダムエアダスター「レオパルス!」
チュドーン
教祖S「ふん。間抜けが・・・上に気を取られている隙に貴様等の懐に入るなど造作もないわ。己の風を過信しすぎたのが貴様の敗因だ」
ガンダムエアダスター「く・・・喰らえ!」
教祖S「遅いわ! ネオ長崎十字拳!」
ズバッ!
ガンダムエアダスター「ぎゃ・・・ぎゃぁぁぁぁぁ!」
チュドーン

教祖S「貴様など保守の代わりにもならんわ。しかし、敵のガンダムもゴキブリのようにいるな・・・」


ジャキガンダム「やめろ・・・これ以上死にたくなかったらな」
教団員226「な・・・なんだあいつは・・・50機が全滅・・・だと」
教団員488「化け物というのはこういうのを言うのですか・・・」
教団員255「いや・・・」

「まるで・・・神」

教団員226「このままでは全滅する・・・」
教団員255「しかし逃げる訳にも行かない」
教団員488「行きましょう!」

ジャキガンダム「くるか・・・ならば。エターナル・・・くっ・・・なんだこんな時に」

教団員488「様子がおかしい・・・」

ジャキガンダム「くそ・・・まさかのデーモンガンダムが・・・やられたか・・・半身である我には・・・う・・・うぉぉぉぉぉぉぉ!」
さぁぁぁぁ〜

教団員255「助かった・・・」
教団員226「みたいだな・・・」
教団員488「よかったぁ・・・」
 

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