1スレ目

シーランド戦争
宇宙世紀1978年に、ベーツはスペースノイドの統治を計画し、ネオドイツの投資家アレクサンダー・アッヘンバッハを首相に任命した。
ところが、アッヘンバッハらはクーデターを画策し、マイケル王子(現・摂政王子)を人質に取ると、ベーツを国外へと追放した。
本国へと戻ったベーツは、20名程の精鋭部隊を率いて、モビルスーツを使用しての奪還作戦を行い、これを成功させた。

クーデターが失敗に終わり、国外へと追放されたアッヘンバッハらは、小惑星「シーランド」へと戻ると、アッヘンバッハを枢密院議として擁立し、
「シーランド亡命政府」の樹立を宣言、シーランドの独立を宣言した。


 




キョウシロウ「やっぱチーム1なんだからナンバーワンチームっスよ!一番…なんと聞こえのいい言葉か!」
ドンベエ「そりゃああまりに無個性だろう。それぞれから名前をとって強麺狼でどうだ?」
イサム「いや、カオスすぎるでしょ。ここは無難に京香埼同盟とかで…」
キョウシロウ「何言ってんスか!無難な道を進んでたら決して前には進めねえっス!女の子にもモテねえっス!」
ドンベエ「おめぇの頭の中にはそれしかねぇのか」


 




ガイ「んだよ、この組み合わせは…やってられるか…」
ミカン「おい、足引っ張るなよサンドヒル」
ガイ「てめえ…試合前に死ぬか?」
ミカン「おお!?」
ガイ「あァ!?」

ミドリ「わー、このお茶美味しー。ボク今までこんなの飲んだこと無かったよ」
スルガ「おっ!玉露の味が分かるとはその年にしてなかなか通だねぇ。ほら、饅頭もあるぞ」
ミドリ「ありがとう!はー…幸せだなぁ…。あの二人も飲めばいいのに…」
スルガ「はっはっは!元気一杯で頼もしいこった!何も心配はいらないね」

ミカン「ちょっ…タンマ!タンマ!すんません!俺が悪かった!」
ガイ「ケッ、口ほどにもねぇ…」


 




キョウシロウ「ジョウ!今まで良いヤツだと思ってたが…てめぇだけは許さねぇ!!」
ジョウ「フフ…ハハハハハ!醜いで、キョウシロウ!所詮負け犬の遠吠えや!」
キョウシロウ「うるせえッ!俺はお前をブッ倒す!!」
ジョウ「威勢だけは一人前やな!早くここまで上がって来いや!真の絶望というものを見せたるでぇ!」
キョウシロウ「うおおおおおッ!俺の拳が光って唸るゥゥゥ!!」
ジョウ「無駄無駄無駄無駄ァーッ!!」

レン「おーい、浪花の!そろそろ行くぞー!」
サキ「バカなことやってる暇があったら敵戦力の分析でもしてなさいよね!あんた弱いんだから!」
ジョウ「あ、はいはいー!ただいまー!」
ジョウ「フフフ…キョウシロウ、これが今のお前と俺との差や。ほなアデュー」

キョウシロウ「クソッ…!強くなりてえ…。いや、あの立場すっげー代わりてえ…」
ドンベエ「ふ…隣の奴の丼の方が美味そうに見えるのはよくあることさ。気にするんじゃあねぇよ」
イサム「ぐうっ!鎮まれ…鎮まれ…!」
キョウコ「イ、イサムさん?怪我ですか?」


 




ジョウ「……みんなの目線が痛いが、これはまさにおいしい状況やな!いやぁ、わいにも笑いの神様がついとるっちゅうこっちゃな!!」
レン「はっはっ!関西もん、まさかあんたと組むことになるなんてねぇ。なかなか粋じゃないか!これから楽しみさね!!」
サキ「みんなよろしくお願いします。今回はチームだから、さっそくですが各機体の戦術を……」
レン「まぁまぁ待ちな。ジョウはともかくあたいとあんたは十分強い!ジョウは勝手に特訓させてとりあえず……」
ジョウ「おいおいおい!冗談は性格だけにしてくれはるか?わいの本気見たらいくら姉御さんでもビビるでぇ!」
レン「は!言うじゃないか!あんたが本当に強い漢かどうか……ふふん、こいつで見定めようかね!」ドンッ!
ジョウ「ほほぅ、酒かいな。人を知るには拳よりも酒と言いたいんやな?まあええわ!その勝負乗ったるわ!」
サキ「え?ちょ、ちょっと待って。これからやっていくチームなのにいきなりこんな……」
レン「サキぃ、あんたは堅いねぇ。これはいわば儀式!酒で腹の中にあるモノをぶちまけ合うことに意味があるさね!さっ、あんたもググイっといっちゃいな!」
サキ「あ、あの……私まだ未成年……」
ジョウ「はっはっはっ!サキよ心配はいらへんで!せないなもんは全部水や!真のファイターならこんなもん楽勝やで!」
サキ「だ、だから飲む飲まないじゃなくって、年齢が……」
レン「かぁ〜!まどろっこしいねぇ!そんなこと言ってるといい男を捕まえられんよ!」
サキ「そ、それは関係ないでしょ///ともかく私は!」
ジョウ「これから優勝を狙うには強くなるのが絶対や!さぁ、ここで女を見せてまた一つ強くなるんや!」
サキ「確かに強くはなりたいけど……」
レン「もう我慢ならないね!言うこと聞かない子はこうするよ!」
サキ「き、きゃあ!レンさん!や、やめ、離してください!」
レン「観念するさね!さっ!グイっと!」
サキ「あっ!……んん!」
ジョウ「さっすが姉御!その強引さ、うちのおばちゃん顔負けやで!」
レン「さぁ、どうだいサキ!」
サキ「…………」
ジョウ「(さあ、どうなるんや!)」

サキ「なにこれ………不味い…………」
レン「はっは!やっぱり子供にゃまだわからん味だったかねぇ」
ジョウ「なんや、意外に平気そうやな。もっとこう、酔いまくって恥ずかしいことするかと思うとったんやが……」
サキ「そんなこと絶対しません!……不味いけど酔うとかそういうのはない感じ……」
レン「ま、その味がわかって初めて強くなれるもんさ!……だからねぇもっと沢山いくさね!」
サキ「レンさん!飲んだんだからとりあえずここまでで……」
ジョウ「あかんあかん!そんなもん飲んだうちに入らへんで!……そうや、なんならわいと勝負や!」
サキ「だからなんでそうなるんですか!」
レン「おやおや、最初の流れと変わっちまったが……これはこれでおもしろそうだねぇ。ふっ、サキぃ!あんな男軽くひねってやりな!」
サキ「ちょっと、レンさんも………はぁ……、わかりました、やります。けど、私が勝ったら戦術について真面目に話し合ってもらいますからね!」
ジョウ「そうこなくっちゃな!(へへっ、酔いつぶれるとどうなるか見物やな……)」
レン「はっはっはっ!やっぱりあんたら最高さね!……じゃ、派手に始めるよ!」
サキ・ジョウ「勝負!」

ジョウ「なん……で……やねん……」ガクッ
サキ「…………ふうっ」
レン「ジョウはなかなかに酒豪だと聞いていたが……はっはっはっ!こいつはおもしろいねぇ!!」
サキ「さ、私が勝ったから本題に移るわよ!ほら、ジョウさん起きて!」
レン「ははっ、サキぃ、あんまり揺すっちゃジョウが吐いちまうよ」
サキ「あなたプロレスラーでしょ!こんなことで何へこたれてるのよ!早く起きて!」
ジョウ「……ぐっ」
レン「……サキ?おやおや、あんたまさか……」
サキ「もう!だらしないわね!……あっ、そうだレンさん!こうなったら話は置いといてレンさんも飲みましょう!」
レン「ふぅ……あんたちゃっかり酔ってるねぇ」
サキ「何言ってるんですか、私は酔ってなんかいませんよ!」
レン「(さっきから目が全然合ってないんだけどねぇ)……とりあえずここらへんにして、ジョウの野郎を何とかするかね」
サキ「もぅ、レン……さんが……飲もうって言ったのに……せっかく……チーム……で……」ドサッ
レン「おやおや、ふふっ、世話焼かす子だねぇまったく」
ジョウ「あかん……あかんって……」ZZZ
サキ「それ…じゃ……ダメよ……」ZZZ
レン「ふぅ、二人してまったく……」
レン「(これでみんなで楽しくやれそうさね!)」


 




トラザメ「よし、おめぇら、大会に備えて三機連携の必殺技でも編み出そうぜ!」
ヒバ「ああ、それはいい考えだ」
リョータ「わしんとこのジムかいえんタイプを貸すぜよ!」
ジムパイロット「え!?俺?」

リョータ「いよっしゃぁ!!かいえんドッキング!40010砲!!フィールドに『海』を作るぜよ!」
GP「うひゃあぁぁあ!!」
トラザメ「リョータのボウズ、なかなかやりやがるぜ、海上戦は任せろ!ヒバのダンナ、援護をよろしく」
ヒバ「了解、海を逃げ回る魚釣りとは中々面白いことを考える」
GP「うへぁぁあ!!」
トラザメ「リョータ!!作った海ごとぶっ飛ばせ、全弾発射だ!!」
リョータ「トラザメのあんちゃん、退避を!…いっけぇぇええ!!」

ヒバ「即席チームにしてはなかなかの連携だったな」
トラザメ「俺とダンナは県間戦争での場慣れがあるし、リョータとは同盟でなんどか連係とってたし複数人相手の戦いは得意なのかもな」
リョータ「だけど油断は禁物ぜよ、もう一回ジムかいえんタイプを使って練習ぜよ」
GP「えっ!?あれをもう一回?」
リョータ「ダ、ダメですか?…ダメなら諦めるけど…」
GP「あ、…いえ、大丈夫です…(あ〜あ、転職しようかな…)」


 




ナターシャ「王子。諜報員ナンバー>>280(過去ログ参照)の活躍により、出場が決まりました。おめでとうございます」
ロイ「ふむ…>>280か、大儀であった。男爵の爵位を与えておけ」
ナターシャ「分かりました。>>280もきっと喜ぶでしょう」
ロイ「それはそうと…KOGFとは団体戦なのだろう?あと二人のメンバーは調査済みであるか」
ナターシャ「はい。どうやらネオ岩手のめんこいガンダム、ネオ兵庫のタイガーガンダムと同一のチームの様です」
ロイ「ネオ岩手にネオ兵庫…知らんな。同じチームで戦う者同士、一度会っておきたい」
ナターシャ「かしこまりました。手配しておきます」


タケル「なんやねん自分?急にこんなところに呼び出しおって…」
ナターシャ「タケル様…」
ロイ「…よい、私自ら教えてやる。口を慎め!私はシーランド公国三十七代国王、ロイ三十七世である」
ナターシャ「王子、次期…が抜けております」
ロイ「…黙っておれ」
タケル「シーランド?国王?なんのこっちゃ」
ミナミ「…もしかして、貴方がネオシーランド代表、ガンダムフォートレスのGF…?」

ロイ「そちらのお嬢様は物分りがいいようだな…いかにも。」
ロイ「私がお前たちと同じチームで戦うことになった、ガンダムフォートレスのGFである」
タケル「へえ…王子様がじきじきに戦いなさるとはねえ。けったいやなあ…ユーリといい勝負や」
タケル「王子様が果たして熾烈なKOGFで戦えるんか見ものやで」
ロイ「貴様はそろそろ自分の身分をわきまえるということを覚えたほうがいいな…ナターシャ」
タケル「な、なにすんねんお嬢ちゃん!いたた!」
ナターシャ(申し訳ございません、王子の気を落ち着かせるために少し付き合ってください)
ロイ「ナターシャ、その辺にしておいてやれ!全く国のためとは言え、なんで私がこんなやつと組まなくてはならないのか…」

ロイ「…だがしかしこれも天の巡り合わせだろう。私と共に戦えることを誇りに思うがいい!」
ロイ「ミナミにタケルと言ったな。お前たちにも記念に爵位を与えよう。私の従者として存分に奮うがいいぞ」
タケル「お前みたいなやつと一緒にやるなんてこっちから願い下げや!調子に乗っとるんやないで」
ロイ「ナターシャ」
タケル「ちょ、嬢ちゃん待てって…あ、何…ぎゃあああああ!!今度は本気やないか!」

ミナミ「このチーム、大丈夫かしら…。」


ザ・ぐれいてすと・サスケ「ではこれから作戦会議を始めるとする!」
ロイ「な、なんだ貴様は!強盗か!?刺客か!?」
ミナミ「あ…あの、その方は…」
タケル「なんや、姉ちゃんとこのスタッフかい。なんで覆面なんぞ被っとんねん」
ミナミ「スタッフではありません!スタッフではありません!……大事なことなので二回言いました。この方はただの地元の一般の方です」
サスケ「ただの一般人ではない。ネオ岩手が生んだ奇跡のプロレスラー、ザ・ぐれいてすと・サスケとは俺のことよ!」
タケル「誰やねん」
ロイ「ナターシャ、つまみ出せ」
サスケ「まあそう照れなさんなって。ほれ、俺のサイン入り模造覆面やるから」
ミナミ「一刻も早くお帰り下さい」
サスケ「これも今大会を勝ち抜くための大事な作戦だ!3人の結束を高めるためにお揃いの覆面を被り、それぞれの機体にもお揃いの覆面を装着する。覆面力で優勝確実だろう」

ロイ「ナターシャ、つまみ出せ」
ナターシャ「はい」
サスケ「…シット!!」
ナターシャ「(す、座れ…?)」
サスケ「覆面の重要さがわからんとは!せめてめんこいガンダムだけにでもっ…タマサブロー君に頼んでやる!!」
ミナミ「マタサブロー君でs…やめてください!!」


タケル「ゴクリ…(この作戦…虎の覆面ならッ…)」


 




カキョウ「ではチーム結成を祝して乾杯だ!!」
サン「かんぱーい!」
ドウマン「かんんんぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!」
サン「じゃあ試合の前に元気をつけよう!ってことで、オレの手作り餃子をどーぞ!」
ドウマン「ほほう…これはなかなか良く出来ておるなぁぁぁ…」
カキョウ「美味い!ひとかけらも残さず全部食って全てのチームを一網打尽よ!わぁっはっはっは!!」
サン「最高の材料を使ってるからね!味も品質も自信ありだよー!」
サン「まずニンニクと生姜はネオ青森産!ひき肉はネオ鹿児島の黒豚肉!ニラはネオ岡山の黄ニラ!」
サン「キャベツはネオ群馬産!ネギはネオ福井の谷田部ネギ!卵黄はネオ香川の烏骨鶏!」
サン「醤油はネオ大分の日田醤油!酢はネオ京都の米の純米酢!ラー油に入ってる鷹の爪もネオ京都産!」
サン「餃子の皮に使ってる小麦粉はネオ北海道産!どう?すごいでしょ!?」
ドウマン「見事なまでにネオ栃木産のものが1つも無いな」
サン「うっ…!でっでもご飯はネオ栃木産のコシヒカリだよ!美味しくて全国的に有名だよ!」
カキョウ「ネオ新潟と被っているな」
サン「…なんだよ2人ともー!頑張って作ったのにヒドイよーーーーーーっ!!!!!」
カキョウ「いっいやそういう訳では…!その場の流れでついツッコんでしまっただけで…すまんすまん!!」
ドウマン「わっわしが悪いというのかっ!?いや、たったしかに悪かった!このとおりだ!!」
サン「……………………なぁんてね…。まだデザートが残ってたよ………………」
サン「はい!正真正銘ネオ栃木産のとちおとめ!1人500個食べてね!俺はスタッフ達に食べさせられたからもう食べないけど」
カキョウ&ドウマン「ご…500個…。いくらなんでもそれは……………」
サン「苺にはキシリトールが入ってるから虫歯を予防出来るんだよ!ビタミンCもたっぷりあるし元気100倍だね!!」
カキョウ&ドウマン「いや…………さすがに500個は…………………………………………」
サン「あれぇ?ひとかけらも残さず全部食べて全てのチームを一網打尽にするんだよねぇ?さぁ…召・し・上・が・れ☆」

カキョウ&ドウマン「うぐああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!」

※キシリトールは過剰摂取をすると腹を下すので500個も食べちゃ駄目だぜ!


 




テツ「一回戦はあのピカガンとか…。のう、カムイ、キト先生。頼みがあるんじゃが…」
カムイ「……言いたいことはわかっている……」
キト「ですがテツさん、オバマガンダム相手に熱くなるのは危険です。守りを忘れれば命を落とす可能性も少なくありません」
テツ「じゃが、ワシは核を使うガンダムが許せんのじゃ。無論、メイプルもな」
テツ「迷惑をかける気はない。どうかこのテツ・マツノウチに奴の相手を任せて貰えんか?」
キト「やれやれ…チームリーダー、どうしますか?」
カムイ「……相手の出方がわからない以上…何とも言えない……」
カムイ「…だが…できるだけ善処しよう…。…強い想いは時として何よりも強い武器となる…」
テツ「恩に着るぞ、二人とも」

お嬢「テツ…私ができることは何かないんじゃろうか?」
ユキエ「…応援してあげればいいと思います…精一杯…。…私たちにはそれぐらいしかできないから…」


 




ミック「ハハッ、どうでもいいけど君たち足を引っ張らないでくれよ?」
カイ「あんたも一回戦負けだろ?よくそんな口が利けるな」
ミック「…死ぬかい、ボーイ?」
カイ「ほら、図星じゃないか。来いよ、俺だって以前の俺じゃないぜ」
モモタロウ「二人ともよせ!折角癖はあるが爆発力のあるチームで揃ったんだ。協力しなければ勝てる戦いも勝てないぞ」
EG『その通りだ、カイ。一回戦の相手は不運にも超攻撃特化型三人衆だからな。勝率は低いぞ』
ミック「ハハッ、250秒経過しないとただのボロだもんねぇ。ボーイのガンダムは」
カイ「なんだと!?」
モモタロウ「だからやめろ!カイ、熱くなるな!ミックも挑発するような真似はよせ!」
ミック「ハハッ、まぁ指を咥えて見てなよ。ネズミーガンダムの真の実力をね…」
カイ「…クソッ…あそこまで言われて…易々とやられるかよ…!」

モモタロウ「はぁ…これはチームワークの方も一癖二癖ありそうだ…」
EG『しかし鬼退治はできそうだぞ。期待しているぜ、チームリーダー』

 

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